2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
スギホールディングス株式会社 (7649)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: スギホールディングス株式会社
【決算評価】 決算評価: 非常に良い
【簡潔な要約】 スギホールディングス株式会社は2026年2月期決算において、売上高が前期比15.1%増の1兆103億36百万円、営業利益が同14.1%増の485億68百万円、経常利益が同19.2%増の500億62百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同75.1%増の449億82百万円と大幅な増収増益を達成しました。ドラッグストア領域では関東・中部・関西へのドミナント出店とDX活用による効率化、調剤領域では処方せん獲得強化とDX化が奏功し、業績を大きく伸ばしました。2027年2月期は売上高1兆92億円、営業利益540億円、経常利益550億円、親会社株主に帰属する当期純利益328億円を予想しています。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
スギホールディングス株式会社(2026年2月期決算)は、売上高1兆103億36百万円(前期比15.1%増)、営業利益485億68百万円(同14.1%増)、経常利益500億62百万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益449億82百万円(同75.1%増)と、売上・利益ともに大幅な増加を達成しました。特に当期純利益は前期の大幅減益からV字回復し、75.1%もの増益を実現しました。これは主にドラッグストア領域での関東・中部・関西へのドミナント出店とDX活用による効率化、調剤領域での処方せん獲得強化とDX化が奏功した結果です。2027年2月期は売上高1兆92億円、営業利益540億円、経常利益550億円、親会社株主に帰属する当期純利益328億円を予想しており、引き続き成長軌道を描く見通しです。
2. 業績結果
【売上高】1兆103億36百万円(前年同期比15.1%増、1,323億14百万円増) 【営業利益】485億68百万円(同14.1%増、60億4百万円増) 【経常利益】500億62百万円(同19.2%増、80億68百万円増) 【当期純利益】449億82百万円(同75.1%増、192億93百万円増) 【EPS】248.56円(前年同期比75.4%増) 【配当金】年間35円(前年同期比0円増)
【業績結果に対するコメント】 売上高は15.1%増と大幅に伸び、営業利益も14.1%増と増収増益を達成しました。これは主に以下の要因によるものです。 1. ドラッグストア領域: 関東・中部・関西へのドミナント出店を推進し、110店舗の新規出店と46店舗の閉店を実施。既存店舗の改装も217店舗と積極的に行い、売上拡大に貢献。 2. DX活用: 購買データに基づくアプリクーポンのセグメント配信やバックオフィス業務の標準化・AI化を推進し、お客様満足の向上と店舗運営の効率化を両立。 3. 調剤領域: 処方せん応需枚数の伸長と調剤報酬改定への的確な対応により、処方せん獲得を増強。調剤DX化と人員配置の適正化で生産性を向上。 4. M&A: 旧I&H株式会社の72店舗の調剤薬局を取得し、シナジー効果を創出。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,110,094 | 24.8%増 | | 現金及び預金 | 1,112,140 | 110.7%増 | | 受取手形及び売掛金 | 724,750 | 0.9%増 | | 商品 | 944,400 | 0.5%増 | | その他 | 337,590 | 16.2%増 | | 固定資産 | 3,033,980 | 21.1%増 | | 有形固定資産 | 1,225,278 | 13.4%増 | | 無形固定資産 | 24,557 | 17.7%増 | | 投資その他の資産 | 1,784,145 | 25.7%増 | | 資産合計 | 6,144,074 | 24.1%増 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 2,316,520 | 7.1%増 | | 支払手形及び買掛金 | 1,737,400 | 12.0%増 | | 短期借入金 | 260,600 | -41.3%減 | | その他 | 318,520 | 12.1%増 | | 固定負債 | 923,650 | 69.7%増 | | 長期借入金 | 720,000 | 100.0%増 | | その他 | 203,650 | 15.4%増 | | 負債合計 | 3,240,170 | 24.6%増 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 2,904,740 | 13.9%増 | | 資本金 | 20,000 | 0.0%増 | | 利益剰余金 | 2,884,740 | 15.4%増 | | その他の包括利益累計額 | 0 | 0.0%増 | | 純資産合計 | 2,904,740 | 13.9%増 | | 負債純資産合計 | 6,144,074 | 24.1%増 |
【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は47.3%と前期の50.6%から低下したものの、依然として高い水準を維持しています。流動比率は134.4%、当座比率は102.7%と安全性指標は良好です。資産面では現金及び預金が110.7%増と大幅に増加し、投資有価証券や関係会社株式の取得も進みました。負債面では長期借入金が100.0%増と大きく増加し、新規出店やM&A資金に充てたものと見られます。純資産は利益剰余金の増加により増加し、財務基盤は引き続き盤石です。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 10,103,360 | 15.1%増 | 100.0% |
| 売上原価 | 6,890,860 | 13.7%増 | 68.2% |
| 売上総利益 | 3,212,500 | 16.8%増 | 31.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 2,726,360 | 17.3%増 | 27.0% |
| 営業利益 | 486,140 | 14.1%増 | 4.8% |
| 営業外収益 | 14,480 | 9.0%増 | 0.1% |
| 営業外費用 | 0 | 0.0%増 | 0.0% |
| 経常利益 | 500,620 | 19.2%増 | 5.0% |
| 特別利益 | 4,000 | 100.0%増 | 0.0% |
| 特別損失 | 0 | 0.0%増 | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 504,620 | 19.2%増 | 5.0% |
| 法人税等 | 54,800 | -54.7%減 | 0.5% |
| 当期純利益 | 449,820 | 75.1%増 | 4.5% |
【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は4.8%と前期の4.8%から横ばいでしたが、売上高経常利益率は5.0%と前期の4.8%から改善しました。売上総利益率は31.8%と前期の31.6%から改善し、粗利の拡大が利益成長を牽引しました。販売費及び一般管理費は売上高の伸びを上回る17.3%増となりましたが、これは新規出店やM&Aに伴う一時的な費用増と見られます。法人税等が前期の大幅な特別損失計上により54.7%減と大きく減少したことも、当期純利益の大幅増益に寄与しました。
5. キャッシュフロー
【営業活動によるキャッシュフロー】867億79百万円(前年同期比134.9%増) 【投資活動によるキャッシュフロー】696億39百万円(同109.2%増) 【財務活動によるキャッシュフロー】412億13百万円(同254.3%増) 【フリーキャッシュフロー】171億40百万円(営業CF-投資CF)
6. 今後の展望
2027年2月期は売上高1兆92億円、営業利益540億円、経常利益550億円、親会社株主に帰属する当期純利益328億円を予想しています。新たな5か年中期経営計画を策定し、2031年2月期に売上高1.6兆円以上、営業利益率5.5%以上、EBITDA売上比率7.2%以上、ROE15%以上をKPIとして掲げています。DX活用による生産性向上と運転資本の最適化、周辺事業への戦略的再投資による顧客接点拡充、M&A・提携によるグループ経済圏の競争優位性確立を推進してまいります。
7. その他の重要事項
【セグメント別業績】単一セグメントのため記載なし 【配当方針】連結配当性向30%程度を目安に、継続的・安定的な配当を実施 【株主還元施策】2026年9月1日付で1株→2株の株式分割を実施予定 【M&Aや大型投資】株式会社セキ薬品を連結子会社化する予定 【人員・組織変更】記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)