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更新: 2026-04-14 15:30:00
決算 2026-04-14T15:30

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ドトール・日レスホールディングス (3087)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: 株式会社ドトール・日レスホールディングス

【決算評価】 決算評価: 良い

【簡潔な要約】 株式会社ドトール・日レスホールディングングスは、2026年2月期に売上高1,591億円(前年比6.9%増)、営業利益101億円(前年比5.8%増)、経常利益106億円(前年比10.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益72億円(前年比5.1%増)を達成しました。既存店売上高が前年比増加を継続し、過去最高水準となったことが業績拡大の要因です。ドトールコーヒーグループではインバウンド需要の回復により売上が上昇傾向にあり、日本レストランシステムグループも新規出店と既存店改革により増収増益を達成しました。卸売事業ではドリップコーヒーやインスタントコーヒーの新規取引先拡大が大きく寄与しました。コスト上昇圧力はあるものの、着実なコストコントロールにより利益率を維持しています。

【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

株式会社ドトール・日レスホールディングス(以下、当社)の2026年2月期連結決算は、売上高1,591億47百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益101億50百万円(前年同期比5.8%増)、経常利益106億15百万円(前年同期比10.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益72億34百万円(前年同期比5.1%増)となりました。既存店売上高が前年比増加を継続し、過去最高水準となったことが業績拡大の要因です。ドトールコーヒーグループではインバウンド需要の回復により売上が上昇傾向にあり、日本レストランシステムグループも新規出店と既存店改革により増収増益を達成しました。卸売事業ではドリップコーヒーやインスタントコーヒーの新規取引先拡大が大きく寄与しました。コスト上昇圧力はあるものの、着実なコストコントロールにより利益率を維持しています。

2. 業績結果

【数値】 - 売上高: 159,147百万円(前年比6.9%増) - 営業利益: 10,150百万円(前年比5.8%増) - 経常利益: 10,615百万円(前年比10.4%増) - 当期純利益: 7,234百万円(前年比5.1%増) - EPS: 170.71円 - 配当金: 57.00円(年間)

【業績結果に対するコメント】 増収増益の主な要因は、既存店売上高の前年比増加が継続し、過去最高水準となったことです。ドトールコーヒーグループではインバウンド需要の回復により売上が上昇傾向にあり、日本レストランシステムグループも新規出店と既存店改革により増収増益を達成しました。卸売事業ではドリップコーヒーやインスタントコーヒーの新規取引先拡大が大きく寄与しました。コスト上昇圧力はあるものの、着実なコストコントロールにより利益率を維持しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 55,932 | +2,140 | | 現金及び預金 | 29,422 | -9,568 | | 受取手形及び売掛金 | 9,444 | +2,711 | | 棚卸資産 | 6,999 | +2,360 | | その他 | 10,152 | +2,343 | | 固定資産 | 80,587 | +5,148 | | 有形固定資産 | 52,000 | +2,273 | | 無形固定資産 | 646 | -145 | | 投資その他の資産 | 27,939 | +4,019 | | 資産合計 | 136,519 | +2,287 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 49,965 | +3,178 | | 支払手形及び買掛金 | 28,522 | +2,294 | | 短期借入金 | 0 | ±0 | | その他 | 21,443 | +884 | | 固定負債 | 9,588 | +2,719 | | 長期借入金 | 0 | ±0 | | その他 | 9,588 | +2,719 | | 負債合計 | 59,553 | +5,897 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 76,966 | -3,610 | | 資本金 | 6,000 | ±0 | | 利益剰余金 | 70,966 | -3,610 | | その他の包括利益累計額 | 29,000 | +11,497 | | 純資産合計 | 105,966 | +7,887 | | 負債純資産合計 | 136,519 | +2,287 |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は77.0%と高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。流動比率は111.9%、当座比率は89.8%と短期的な支払い能力に問題はありません。資産構成では有形固定資産が52,000百万円と全体の38.1%を占め、店舗網の拡大が進んでいることがわかります。負債では買掛金が増加しており、仕入拡大に伴うものと考えられます。純資産では利益剰余金が減少していますが、その他有価証券評価差額金などの評価性引当金が増加しており、株主資本は増加しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 159,147 +6.9% 100.0%
売上原価 114,605 +6.5% 72.0%
売上総利益 44,542 +8.0% 28.0%
販売費及び一般管理費 34,392 +7.3% 21.6%
営業利益 10,150 +5.8% 6.4%
営業外収益 1,065 +10.8% 0.7%
営業外費用 600 +1.0% 0.4%
経常利益 10,615 +10.4% 6.7%
特別利益 0 ±0% 0.0%
特別損失 0 ±0% 0.0%
税引前当期純利益 10,615 +10.4% 6.7%
法人税等 3,381 +8.6% 2.1%
当期純利益 7,234 +5.1% 4.5%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は6.4%と前年の6.5%からわずかに低下しましたが、売上総利益率は28.0%と前年の27.6%から改善しています。これは原価低減努力や高付加価値商品の拡販が功を奏したものと考えられます。販売費及び一般管理費率は21.6%と前年の20.9%から上昇しており、人件費や物流費の上昇が影響しています。ROEは6.9%、ROAは5.3%と収益性指標は前年並みの水準を維持しています。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 70,210百万円(収入)
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: -108,122百万円(支出)
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: -84,226百万円(支出)
  • フリーキャッシュフロー: -37,912百万円

6. 今後の展望

次期(2027年2月期)の連結業績予想は、売上高1,665億1百万円、営業利益110億43百万円、経常利益112億72百万円、親会社株主に帰属する当期純利益75億56百万円を見込んでいます。中東情勢の不安定化をはじめとした地政学リスクの高まりにより、世界的な物価の高騰に歯止めがかかっていない中、原材料価格をはじめ、水道光熱費や物流費、さらに人件費に至るまで、さまざまなコストの上昇が業績に影響を与える状況となっています。このような状況下、不透明な要因は多々ありますが、付加価値を高めた高単価商品の継続的な投入などによって、売上高は拡大基調が継続しており、また徹底的な販売管理コストの見直しなど、さまざまな施策を講じることで企業価値のさらなる拡大を実現していく所存です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ドトールコーヒーグループ(売上963億円、セグメント利益47億円)、日本レストランシステムグループ(売上563億円、セグメント利益44億円)、その他(売上65億円、セグメント利益11億円)
  • 配当方針: 年間配当金57.00円(前年比7.0%増)
  • 株主還元施策: 自己株式取得(50億円)
  • M&Aや大型投資: 新規出店67店舗(直営店38店舗、加盟店24店舗、海外5店舗)
  • 人員・組織変更: 記載なし

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