2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
ブックオフグループホールディングス株式会社 (9278)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: ブックオフグループホールディングス株式会社
【決算評価】 決算評価: 良い
【簡潔な要約】 ブックオフグループホールディングス株式会社の2026年5月期第3四半期連結決算は、売上高95,782百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益3,640百万円(同15.6%増)、経常利益3,867百万円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,337百万円(同18.4%増)と増収増益を達成しました。国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業の各セグメントが前年同期を上回り、特にプレミアムサービス事業の大幅増益が業績をけん引しました。2026年5月期通期業績予想は売上高128,000百万円(同7.4%増)、営業利益4,000百万円(同16.0%増)、経常利益4,300百万円(同10.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,400百万円(同14.2%増)と増収増益を見込んでいます。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
ブックオフグループホールディングス株式会社の2026年5月期第3四半期連結決算は、売上高95,782百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益3,640百万円(同15.6%増)、経常利益3,867百万円(同12.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,337百万円(同18.4%増)と増収増益を達成しました。前年同期比で売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全ての利益段階で増加し、特に営業利益の伸び率が高いことが特徴です。セグメント別では、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業の全てのセグメントで売上高が前年同期を上回り、プレミアムサービス事業の大幅増益が業績をけん引しました。
2. 業績結果
【数値】 - 売上高: 95,782百万円(前年同期比8.4%増) - 営業利益: 3,640百万円(同15.6%増) - 経常利益: 3,867百万円(同12.3%増) - 当期純利益: 2,337百万円(同18.4%増) - 1株当たり当期純利益: 133.17円 - 配当金: 第3四半期末25.00円(年間30.00円予想)
【業績結果に対するコメント】 増収増益の要因は、国内ブックオフ事業、プレミアムサービス事業、海外事業の各セグメントにおいて前年同期を上回ったことです。国内ブックオフ事業では、直営既存店においてトレーディングカード・ホビー、貴金属・腕時計・ブランドバッグ、アパレル、書籍等の売上高が前年同期を上回り、売上高83,118百万円(同7.3%増)となりました。プレミアムサービス事業では、貴金属相場が引き続き高水準で推移したことなどを背景に、売上高6,280百万円(同20.7%増)となり、大幅増益を達成しました。海外事業では、アメリカ合衆国の「BOOKOFF」、マレーシア国内の「Jalan Jalan Japan」それぞれにおいて新規出店及び過年度出店が寄与し、売上高5,142百万円(同13.0%増)となりました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 34,945 | +1,428 | | 現金及び預金 | 7,714 | +1,085 | | 受取手形及び売掛金 | 3,823 | -65 | | 棚卸資産 | 19,964 | +233 | | その他 | 3,467 | +199 | | 固定資産 | 24,598 | +734 | | 有形固定資産 | 12,696 | +954 | | 無形固定資産 | 1,913 | -205 | | 投資その他の資産 | 9,987 | -15 | | 資産合計 | 59,543 | +2,163 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 17,657 | -2,855 | | 支払手形及び買掛金 | 1,001 | +342 | | 短期借入金 | 3,600 | -2,833 | | その他 | 6,872 | -41 | | 固定負債 | 20,815 | +2,495 | | 長期借入金 | 10,765 | +2,864 | | その他 | 180 | -11 | | 負債合計 | 38,472 | -41 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 20,203 | +1,908 | | 資本金 | 100 | 0 | | 利益剰余金 | 17,039 | +1,899 | | その他の包括利益累計額 | 497 | +166 | | 純資産合計 | 21,070 | +2,203 | | 負債純資産合計 | 59,543 | +2,163 |
【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は34.8%(前期末比2.3ポイント上昇)と健全な水準を維持しています。流動比率は197.8%、当座比率は131.7%と短期的な支払い能力は十分です。資産構成では、流動資産が全体の58.7%を占め、特に商品が33.5%を占めています。負債構成では、流動負債が全体の45.8%を占め、短期借入金が9.4%を占めています。前期からの主な変動点は、現金及び預金、商品、その他流動資産の増加、短期借入金の減少、利益剰余金の増加です。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 95,782 | +8.4% | 100.0% |
| 売上原価 | 41,400 | +8.7% | 43.2% |
| 売上総利益 | 54,381 | +8.1% | 56.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 50,741 | +7.7% | 53.0% |
| 営業利益 | 3,640 | +15.6% | 3.8% |
| 営業外収益 | 562 | +0.9% | 0.6% |
| 営業外費用 | 335 | +30.5% | 0.4% |
| 経常利益 | 3,867 | +12.3% | 4.0% |
| 特別利益 | 71 | - | 0.1% |
| 特別損失 | 223 | - | 0.2% |
| 税引前当期純利益 | 3,714 | +11.8% | 3.9% |
| 法人税等 | 1,290 | +1.5% | 1.3% |
| 当期純利益 | 2,424 | +17.6% | 2.5% |
【損益計算書に対するコメント】 各利益段階での収益性分析では、売上高営業利益率は3.8%(前年同期比0.5ポイント上昇)、ROEは11.5%(同1.7ポイント上昇)と収益性が改善しています。コスト構造の特徴は、販売費及び一般管理費が売上高の53.0%を占め、営業利益率は3.8%と厳しい状況です。前期からの主な変動要因は、売上高の増加、販売費及び一般管理費の増加、営業外費用の増加です。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
記載なし
6. 今後の展望
2026年5月期通期業績予想は、売上高128,000百万円(同7.4%増)、営業利益4,000百万円(同16.0%増)、経常利益4,300百万円(同10.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,400百万円(同14.2%増)と増収増益を見込んでいます。中期経営方針において、国内ブックオフ事業で認知度の高さを活用して安定した収益を獲得するとともに、プレミアムサービス事業、海外事業や新たな事業に対して経営資源・ノウハウを投入し、経験豊富な人財の輩出によりグループの事業規模拡大と利益成長を進めることを定めています。
7. その他の重要事項
セグメント別業績では、国内ブックオフ事業の売上高83,118百万円(同7.3%増)、セグメント利益5,091百万円(同15.3%増)、プレミアムサービス事業の売上高6,280百万円(同20.7%増)、セグメント利益114百万円(同392.5%増)、海外事業の売上高5,142百万円(同13.0%増)、セグメント利益477百万円(同17.3%減)となっています。配当方針は、2026年5月期の年間配当金を30.00円(前期比5.00円増配)とすることを予定しています。株主還元施策として、自己株式の取得・処分を行っています。M&Aや大型投資は、新規出店や既存店舗の改装等を行っています。人員・組織変更は、人員増加や倉庫増設等を行っています。