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更新: 2026-04-10 15:30:00
決算 2026-04-10T15:30

2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

ビーウィズ株式会社 (9216)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: ビーウィズ株式会社

【決算評価】 決算評価: 普通

【簡潔な要約】 ビーウィズ株式会社(9216)は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高26,919百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益976百万円(前年同期比9.6%減)、経常利益977百万円(前年同期比8.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益537百万円(前年同期比28.1%減)となりました。コンタクトセンター・BPOサービスでは重点分野のスマートライフ領域で新規案件獲得と既存案件拡大が進みましたが、特定公共案件の業務量縮小の影響で前年同期比微減となりました。クラウドPBX「OmniaLINK」外販はライセンス数5,325(前年同期比+52.3%)、ARR13.4億円(前年同期比+52.4%)と大幅増加を維持しています。2026年5月期通期業績予想は売上高35,800百万円(前年比1.7%減)、営業利益1,150百万円(前年比7.5%増)、経常利益1,130百万円(前年比12.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(前年比54.6%増)を見込んでいます。

【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

ビーウィズ株式会社(9216)は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高は前年同期比1.1%減の26,919百万円となりました。営業利益は976百万円で前年同期比9.6%減少、経常利益は977百万円で前年同期比8.6%減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は537百万円で前年同期比28.1%減少しました。主な変化点としては、特定公共案件の業務量縮小の影響でコンタクトセンター・BPOサービスの売上が微減した一方で、クラウドPBX「OmniaLINK」外販がライセンス数とARRで大幅な増加を維持しています。コスト適正化とリストラクチャリングの効果が徐々に表れ始めていますが、コスト構造の最適化に伴う一時費用の影響で減益となりました。

2. 業績結果

【数値】 - 売上高(営業収益): 26,919百万円(前年同期比1.1%減) - 営業利益: 976百万円(前年同期比9.6%減) - 経常利益: 977百万円(前年同期比8.6%減) - 当期純利益: 537百万円(前年同期比28.1%減) - 1株当たり当期純利益(EPS): 38.03円(前年同期比28.1%減) - 配当金: 77.00円(年間配当予想)

【業績結果に対するコメント】 増減の要因としては、コンタクトセンター・BPOサービスでは重点分野のスマートライフ領域(金融業界・情報通信業界・小売流通業界)で新規案件獲得と既存案件拡大が進みましたが、特定公共案件の業務量縮小の影響で前年同期比微減となりました。営業費用に関しては、売上高の水準に応じたコスト適正化を進め、2025年5月29日に開示した短期プランに基づく拠点総席数の適正化に向けたリストラクチャリングを上期中に完了しており、その効果が当第3四半期より徐々に表れ始めています。クラウドPBX「OmniaLINK」外販は、当第3四半期末のライセンス数5,325(前年同期比+52.3%)、ARR13.4億円(前年同期比+52.4%)と大幅な増加を示し力強い成長を維持しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 9,730 | △873 | | 現金及び預金 | 5,220 | △868 | | 受取手形及び売掛金 | 4,078 | △11 | | 棚卸資産 | 3 | △58 | | その他 | 402 | △42 | | 固定資産 | 3,442 | △448 | | 有形固定資産 | 1,400 | △63 | | 無形固定資産 | 340 | △247 | | 投資その他の資産 | 1,701 | △139 | | 資産合計 | 13,173 | △1,321 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 3,783 | △842 | | 支払手形及び買掛金 | 723 | △31 | | 短期借入金 | 2 | △ | | その他 | 449 | △140 | | 固定負債 | 935 | △19 | | 長期借入金 | 16 | △2 | | その他 | 2 | △1 | | 負債合計 | 4,719 | △822 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 8,451 | △490 | | 資本金 | 945 | △30 | | 利益剰余金 | 6,456 | △550 | | その他の包括利益累計額 | 2 | △ | | 純資産合計 | 8,454 | △498 | | 負債純資産合計 | 13,173 | △1,321 |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は64.2%で前期の61.7%から改善しています。流動比率は約257%、当座比率は約108%と安全性指標は良好です。資産構成では現金及び預金が前期比868百万円減少、敷金及び保証金が103百万円減少しています。負債構成では未払費用が236百万円減少、未払法人税等が100百万円減少、株主優待引当金が197百万円減少しています。純資産では利益剰余金が550百万円減少し、主に剰余金の配当1,087百万円の影響です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 26,919 △1.1% 100.0%
売上原価 23,084 △0.9% 85.7%
売上総利益 3,834 △2.3% 14.3%
販売費及び一般管理費 2,857 △0.6% 10.6%
営業利益 976 △9.6% 3.6%
営業外収益 13 0.0%
営業外費用 13 0.0%
経常利益 977 △8.6% 3.6%
特別利益 0 △100.0% 0.0%
特別損失 166 8300.0% 0.6%
税引前当期純利益 810 △28.9% 3.0%
法人税等 281 △9.8% 1.0%
当期純利益 528 △29.8% 2.0%

【損益計算書に対するコメント】 各利益段階での収益性分析では、売上高営業利益率は3.6%で前年同期の4.0%から低下しています。ROEは約6.2%(前年同期約8.8%)に低下しています。コスト構造では販売費及び一般管理費が売上高の10.6%を占めています。前期からの主な変動要因としては、コスト構造の最適化に伴う一時費用の影響で特別損失が166百万円計上され、これが減益の主な要因となっています。

5. キャッシュフロー

記載なし

6. 今後の展望

2026年5月期の業績予想は、売上高35,800百万円(前年比1.7%減)、営業利益1,150百万円(前年比7.5%増)、経常利益1,130百万円(前年比12.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益700百万円(前年比54.6%増)を見込んでいます。中期経営計画2025では「根元から新芽まで健康に成長し続ける会社」をビジョンとし、OmniaLINKの強力な成長、特徴あるコンタクトセンター・BPOの継続的成長、事業成長を支える経営基盤の構築の3点を実現に向けて取り組んでいます。リスク要因としては、労働市場の引き締まりを背景とした人材確保の難易度上昇や、生成AIおよびAIエージェント活用に伴う業務設計の変革が挙げられます。

7. その他の重要事項

セグメント別業績はコンタクトセンター・BPO事業の単一セグメントであるため記載省略。配当方針は年間77.00円を予定。株主還元施策として配当を実施。M&Aや大型投資に関する記載なし。人員・組織変更については、2025年5月29日に開示した短期プランに基づく拠点総席数の適正化に向けたリストラクチャリングを上期中に完了しています。

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