2026年2月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
株式会社ライズ・コンサルティング・グループ (9168)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社ライズ・コンサルティング・グループ
【決算評価】 決算評価: 悪い
【簡潔な要約】 株式会社ライズ・コンサルティング・グループは、2026年2月期決算で売上高8,421百万円(前年比9.7%増)を達成したものの、営業利益は1,703百万円(同13.0%減)と減益となりました。当期純利益も1,246百万円(同12.1%減)と減少しました。人員構成の変化により案件獲得や稼働に影響が生じ、利益面で苦戦しました。2027年2月期は売上高10,000百万円(同18.7%増)を予想していますが、営業利益946百万円(同44.5%減)と大幅減益を見込んでいます。配当は1株当たり21円(前期比12円増配)を実施します。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社ライズ・コンサルティング・グループ(9168)は、2026年2月期決算で売上高8,421百万円を達成し、前年比9.7%の増収となりました。しかし、営業利益は1,703百万円で前年比13.0%の減益、当期純利益も1,246百万円で前年比12.1%の減益と、利益面で苦戦しました。人員構成の変化により案件獲得や稼働に影響が生じ、収益性が低下しました。2027年2月期は売上高10,000百万円を予想していますが、営業利益946百万円と大幅減益を見込んでおり、業績回復には時間がかかりそうです。
2. 業績結果
- 売上高(営業収益): 8,421,187千円(前年比9.7%増)
- 営業利益: 1,703,200千円(前年比13.0%減)
- 経常利益: 1,690,554千円(前年比11.4%減)
- 当期純利益: 1,246,084千円(前年比12.1%減)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 51.12円(前年比12.9%減)
- 配当金: 1株当たり21円(前期比12円増配)
業績結果に対するコメント: 増収ながら減益となった主な要因は、人員構成の変化により案件獲得や稼働に影響が生じたことです。販売費及び一般管理費が前年比27.2%増加し、売上総利益率は54.7%から54.8%とほぼ横ばいでしたが、利益面で苦戦しました。コンサルティング事業の単一セグメントであるため、セグメント別の状況は不明ですが、案件獲得力や稼働率の改善が急務です。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,818,418 | +6.8% | | 現金及び預金 | 2,720,965 | +10.6% | | 受取手形及び売掛金 | 921,975 | -9.7% | | 棚卸資産 | 15,975 | -12.3% | | その他 | 159,503 | +141.0% | | 固定資産 | 5,676,647 | +0.7% | | 有形固定資産 | 24,945 | -5.1% | | 無形固定資産 | 5,120,539 | 0.0% | | 投資その他の資産 | 531,163 | +8.9% | | 資産合計 | 9,495,065 | +3.2% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,525,309 | -0.4% | | 支払手形及び買掛金 | 200,150 | +22.6% | | 短期借入金 | 532,000 | 0.0% | | その他 | 793,159 | -18.0% | | 固定負債 | 777,502 | -42.6% | | 長期借入金 | 531,790 | -50.0% | | その他 | 245,712 | +6.0% | | 負債合計 | 2,302,811 | -24.8% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 7,192,253 | +13.9% | | 資本金 | 185,385 | +6.8% | | 利益剰余金 | 5,244,936 | +24.4% | | その他の包括利益累計額 | 1,762,932 | - | | 純資産合計 | 7,192,253 | +13.9% | | 負債純資産合計 | 9,495,065 | +3.2% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は75.7%と高水準を維持しています。流動比率は250.4%、当座比率は149.7%と安全性指標は良好です。資産構成では無形固定資産(のれん)が圧倒的に大きく、買収によるのれんが5,120,539百万円計上されています。負債では長期借入金が前期比50.0%減少し、財務体質が改善しました。純資産は増加し、株主資本が拡大しています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 8,421,187 | +9.7% | 100.0% |
| 売上原価 | 3,813,471 | +10.5% | 45.3% |
| 売上総利益 | 4,607,716 | +9.0% | 54.7% |
| 販売費及び一般管理費 | 2,908,252 | +27.2% | 34.5% |
| 営業利益 | 1,703,200 | -13.0% | 20.2% |
| 営業外収益 | 12,727 | +41.6% | 0.2% |
| 営業外費用 | 17,463 | -70.9% | 0.2% |
| 経常利益 | 1,690,554 | -11.4% | 20.1% |
| 特別利益 | - | - | - |
| 特別損失 | - | - | - |
| 税引前当期純利益 | 1,690,554 | -11.4% | 20.1% |
| 法人税等 | 444,470 | -9.4% | 5.3% |
| 当期純利益 | 1,246,084 | -12.1% | 14.8% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は20.2%と前年の25.5%から低下しました。ROE(自己資本利益率)は前年の21.5%から17.3%に低下し、収益性が低下しました。販売費及び一般管理費の増加が利益を圧迫し、営業利益率が悪化しました。コスト構造では販売費及び一般管理費が売上高に占める割合が34.5%と大きく、コスト管理が課題です。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: 1,357,937百万円(前年比6.2%減)
- 投資活動によるキャッシュフロー: -62,824百万円(前年比281.1%増)
- 財務活動によるキャッシュフロー: -1,033,434百万円(前年比19.9%増)
- フリーキャッシュフロー: 1,295,113百万円
6. 今後の展望
2027年2月期は売上高10,000百万円(同18.7%増)を予想していますが、営業利益946百万円(同44.5%減)と大幅減益を見込んでいます。市場ニーズに則した組織体制の変更や人員構成の適正化により、成長基盤の土台を強化する方針です。AIを活用しながら既存事業の進化に取り組み、アライアンスやクライアントとの協業を活用した営業力強化にも注力します。中長期的な成長を見据えた事業投資も実行していきます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: コンサルティング事業の単一セグメント
- 配当方針: 総還元性向30%以上、配当性向15~30%を目安
- 配当金: 1株当たり21円(前期比12円増配)
- 株主還元施策: 配当と自己株式の取得を組み合わせた総還元性向30%以上を目指す
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: 市場ニーズに則した組織体制の変更や人員構成の適正化を実施
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)