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更新: 2026-04-13 17:00:00
決算 2026-04-13T17:00

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社Olympicグループ (8289)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: 株式会社Olympicグループ

【決算評価】 決算評価: 悪い

【簡潔な要約】 株式会社Olympicグループの2026年2月期連結決算は、売上高が前期比0.5%減の981億57百万円、営業損失が23億72百万円(前期は51百万円の営業利益)、経常損失が26億21百万円(前期は51百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が37億98百万円(前期は67百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。売上高はほぼ横ばいでしたが、営業利益は大幅に悪化し、経常利益も赤字に転落しました。主な要因は、客数の回復及び競合店対策としての主力商品の値下げ、閉鎖店舗における売り尽くしセールの影響、店舗閉鎖損失や減損損失の計上などです。資産合計は前期比50億75百万円減少し、負債合計は9億82百万円減少しました。純資産合計は40億92百万円減少し、自己資本比率は32.6%となりました。2026年6月29日付で上場廃止となり、7月1日より株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社となる予定です。

【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

株式会社Olympicグループの2026年2月期連結決算は、売上高が前期比0.5%減の981億57百万円となりました。しかし、営業利益は大幅に悪化し、23億72百万円の営業損失(前期は51百万円の営業利益)となりました。経常利益も赤字に転落し、26億21百万円の経常損失(前期は51百万円の経常利益)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は37億98百万円(前期は67百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。主な要因は、客数の回復及び競合店対策としての主力商品の値下げ、閉鎖店舗における売り尽くしセールの影響、店舗閉鎖損失や減損損失の計上などです。資産合計は前期比50億75百万円減少し、負債合計は9億82百万円減少しました。純資産合計は40億92百万円減少し、自己資本比率は32.6%となりました。2026年6月29日付で上場廃止となり、7月1日より株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社となる予定です。

2. 業績結果

  • 売上高(営業収益): 981億57百万円(前期比0.5%減)
  • 営業利益: △23億72百万円(前期比4738.1%減)
  • 経常利益: △26億21百万円(前期比5025.5%減)
  • 当期純利益: △37億98百万円(前期比56567.2%減)
  • 1株当たり当期純利益(EPS): △165.37円(前期は△2.94円)
  • 配当金: 無配(前期は20円)

業績結果に対するコメント: 売上高はほぼ横ばいでしたが、営業利益は大幅に悪化し、経常利益も赤字に転落しました。主な要因は、客数の回復及び競合店対策としての主力商品の値下げ、閉鎖店舗における売り尽くしセールの影響、店舗閉鎖損失や減損損失の計上などです。食品分野では、「Olympic」、「あまいけ」、「三浦屋」の3つのブランドで、お客様に選んでいただける特徴ある店づくり、人づくり、商品づくりを進めると共に、価格、アイテムの整理を行ないました。非食品分野では、ディスカウントストア、ペット、DIY・ガーデニング、住宅設備、自転車など幅広い分野でお客様のニーズにお応えしました。しかし、エネルギー価格や物流費の高騰、最低賃金引き上げに伴う労務費の増加が収益を圧迫し、価格転嫁と集客のバランスが問われる厳しい経営環境となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 180億43百万円 | △9.2% | | 現金及び預金 | 45億81百万円 | +9.7% | | 受取手形及び売掛金 | 20億67百万円 | +7.6% | | 棚卸資産 | 95億09百万円 | △17.5% | | その他 | 18億86百万円 | +6.2% | | 固定資産 | 466億04百万円 | △6.7% | | 有形固定資産 | 278億78百万円 | △7.5% | | 無形固定資産 | 24億96百万円 | △20.4% | | 投資その他の資産 | 162億30百万円 | △3.4% | | 資産合計 | 646億48百万円 | △7.3% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 302億54百万円 | +6.2% | | 支払手形及び買掛金 | 80億57百万円 | +10.6% | | 短期借入金 | 179億78百万円 | +1.7% | | その他 | 42億19百万円 | +37.8% | | 固定負債 | 133億32百万円 | △20.7% | | 長期借入金 | 100億75百万円 | △18.8% | | その他 | 32億57百万円 | △6.3% | | 負債合計 | 435億86百万円 | △2.2% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 206億69百万円 | △17.5% | | 資本金 | 99億46百万円 | 0.0% | | 利益剰余金 | 11億86百万円 | △78.2% | | その他の包括利益累計額 | 3億93百万円 | +72.6% | | 純資産合計 | 210億62百万円 | △16.2% | | 負債純資産合計 | 646億48百万円 | △7.3% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は32.6%となり、前期の36.1%から低下しました。流動比率は59.7%、当座比率は41.8%となり、短期的な支払能力は低下しています。資産・負債構成の特徴としては、流動資産の割合が高く、特に商品が資産の大きな割合を占めています。固定資産は有形固定資産が中心で、無形固定資産の割合は比較的小さいです。負債のうち、短期借入金が大きな割合を占めており、長期借入金は減少傾向にあります。純資産は前期から大きく減少し、利益剰余金の減少が主な要因です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 981億57百万円 △0.5% 100.0%
売上原価 614億08百万円 △0.2% 62.5%
売上総利益 367億49百万円 △1.2% 37.5%
販売費及び一般管理費 392億21百万円 +5.0% 39.9%
営業利益 △23億72百万円 △4738.1% △2.4%
営業外収益 3億34百万円 △83.2% 0.3%
営業外費用 5億82百万円 +48.0% 0.6%
経常利益 △2億621百万円 △5025.5% △2.7%
特別利益 5億92百万円 △7.0% 0.6%
特別損失 17億16百万円 +380.4% 1.7%
税引前当期純利益 △37億5百万円 △19050.0% △3.8%
法人税等 1億43百万円 △90.1% 0.1%
当期純利益 △37億98百万円 △56567.2% △3.9%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は△2.4%、ROEは△18.1%、経常利益率は△2.7%となり、収益性は大幅に悪化しました。販売費及び一般管理費が前期比5.0%増加し、売上総利益の増加を上回りました。営業外収益は受取利息、受取配当金、債務受入益、受取補償金、補助金収入、その他が減少し、営業外費用は支払利息、賃貸費用、その他が増加しました。特別利益は固定資産売却益、投資有価証券売却益、受取和解金が減少し、特別損失は固定資産除却損、会員権売却損、減損損失、賃貸借契約解約損、訴訟関連損失、店舗閉鎖損失、社葬関連費用が増加しました。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 34億49百万円(前期比431.1%増)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: △5億65百万円(前期比84.6%減)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: △30億36百万円(前期比28.1%減)
  • フリーキャッシュフロー: 28億84百万円(前期は△31億15百万円)

6. 今後の展望

2026年度の日本経済は、所得環境の改善による個人消費の回復が見込まれる一方、エネルギー価格や原材料・物流コストの高騰が継続すると予想され、小売業界を取り巻く経営環境は引き続き厳しい見通しです。こうした環境下、当社グループでは集客数の回復と更なる経営効率の改善を喫緊の課題と位置づけ、次なる成長へ向けた施策を力強く推進してまいります。食品分野において「Olympic」は、【①カテゴリー強化、②生産性向上、③調達力強化、④ブランド認知向上、⑤地域No.1】、「あまいけ」は、「お客様に選ばれる商品の強化」、「三浦屋」は、「三浦屋ならではの特別なお買い物体験の提供」を掲げます。また、「三浦屋」外販部門では新設の八王子営業所周辺エリアの新規ユーザー開拓に注力すると共に物流効率化を実現し、さらなる収益率の向上に努めてまいります。非食品分野において、ディスカウントストアは、生活雑貨、インテリア、衣料品、スポーツ・アウトドア用品、靴・バッグ等、多岐にわたる魅力ある商品を常時取り揃え、店舗改装およびレイアウトの最適化を通じて、買い物しやすくご来店いただける売場づくりに努めてまいります。ペット事業は、「ユアペティア」、「動物総合医療センター」、「ユアペティア・サロン」の連携により、ペットに関する総合サービス「ゆりかごから旅立ちまで」を実現すると共に、当社PB商品に特化したECサイトを開設し販路の拡大および顧客接点の強化を図ります。DIY・ガーデニング事業は、「おうちDEPO」が、「職人さんにとって便利でお得」「一般のお客様が気軽にお買い物いただける」をコンセプトとした店づくりに努めてまいります。住宅設備事業では、「OSCホームファシリティ」が、家電販売から設備工事、施工後のメンテナンスまでをワンストップで提供する体制を構築し、他社との差別化を図ります。自転車事業では、「サイクルオリンピック」と「OSCサイクル」が連携することで「Root One」等の独自商品のさらなるブラッシュアップ、PB電動アシスト自転車の導入および商品ラインナップの拡充を推進し、市場競争力の向上を目指します。管理面では、引き続き人材の適正配置、業務効率化を通じてコスト削減を図って参ります。これらの施策の取り組みを通じ、当社グループの基本理念である「正直を売る」をお客様への変わらぬお約束とし、「Olympicの商品だから、安心して買える、信頼できる」とのご評価をいただけるようグループ全社全従業員が一丸となって取り組むことで、企業価値の向上に努めてまいります。連結会計年度の業績見通しにつきましては、2026年4月6日に公表いたしました「㈱パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)と㈱Olympicグループの株式交換契約締結及びPPIHの子会社異動のお知らせ」のとおり、当社は株式交換により2026年6月29日付で上場廃止となり、7月1日より㈱パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社となる予定であります。このため、業績予想及び配当予想については公表を控えさせていただきます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 食品部門の売上高は681億79百万円(前期比3.3%増)、非食品部門の売上高は308億30百万円(前期比8.7%減)
  • 配当方針: 無配(前期は20円)
  • 株主還元施策: 無配
  • M&Aや大型投資: 無し
  • 人員・組織変更: 無し

以上が株式会社Olympicグループの2026年2月期連結決算の詳細な財務分析レポートです。売上高はほぼ横ばいでしたが、営業利益は大幅に悪化し、経常利益も赤字に転落しました。主な要因は、客数の回復及び競合店対策としての主力商品の値下げ、閉鎖店舗における売り尽くしセールの影響、店舗閉鎖損失や減損損失の計上などです。資産合計は前期比50億75百万円減少し、負債合計は9億82百万円減少しました。純資産合計は40億92百万円減少し、自己資本比率は32.6%となりました。2026年6月29日付で上場廃止となり、7月1日より株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの子会社となる予定です。

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