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更新: 2026-04-10 15:30:00
決算 2026-04-10T15:30

2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

ダイコー通産株式会社 (7673)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

ダイコー通産株式会社(東証7673)の2026年5月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比2.4%増の17,050百万円、各利益段階で二桁増益を達成するなど、堅調な業績を維持しています。特に営業利益は13.0%増の1,076百万円、四半期純利益は17.1%増の757百万円と利益成長が顕著です。地域別では東日本ブロックが15.4%増と好調で、商品区分ではケーブルと機器が二桁増益となっています。自己資本比率は47.3%と健全な財務基盤を維持しています。

2. 業績結果

【数値比較】 - 売上高: 17,050百万円(前年同期比+2.4%) - 営業利益: 1,076百万円(同+13.0%) - 経常利益: 1,103百万円(同+13.6%) - 四半期純利益: 757百万円(同+17.1%) - EPS: 141.94円

【業績結果に対するコメント】 増収増益の要因は、東日本ブロックでの大型消防通信設備案件、防災行政無線案件及び屋外通信設備案件の受注が好調だったこと、ケーブル部門では屋内・屋外通信設備案件向け通信ケーブルの販売増加が寄与したことです。機器部門も屋内電源設備案件、防災行政無線案件及びCATV局加入者用通信機器の販売増加により二桁増益を達成しました。ただし、四国九州ブロックと西日本ブロックは前年同期に大型案件の受注があった反動で減収となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 14,286 | +1,231 | | 現金及び預金 | 7,574 | +175 | | 受取手形及び売掛金 | 4,287 | +1,375 | | 商品 | 1,578 | +127 | | 固定資産 | 4,461 | -71 | | 有形固定資産 | 3,004 | -35 | | 無形固定資産 | 6 | -2 | | 投資その他の資産 | 1,452 | -28 | | 資産合計 | 18,747 | +1,160 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 8,884 | +767 | | 支払手形及び買掛金 | 3,109 | +1,064 | | 短期借入金 | 51 | ±0 | | 固定負債 | 1,005 | -54 | | 長期借入金 | 627 | -38 | | その他 | 16 | ±0 | | 負債合計 | 9,889 | +713 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 8,833 | +438 | | 資本金 | 584 | ±0 | | 利益剰余金 | 7,786 | +437 | | その他の包括利益累計額 | 26 | +10 | | 純資産合計 | 8,859 | +448 | | 負債純資産合計 | 18,747 | +1,160 |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は47.3%と前期末の47.8%からわずかに低下したものの、依然として高い水準を維持しています。流動比率は161.1%、当座比率は107.6%と短期的な支払い能力に問題はありません。資産面では売掛金の増加(+1,375百万円)が目立ち、負債面では買掛金の増加(+1,064百万円)が大きいです。純資産は利益剰余金の増加により前期末比+437百万円増加しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 17,051 +2.4% 100.0%
売上原価 14,524 +3.8% 85.2%
売上総利益 2,527 +7.9% 14.8%
販売費及び一般管理費 1,450 +4.4% 8.5%
営業利益 1,076 +13.0% 6.3%
営業外収益 33 +6.2% 0.2%
営業外費用 6 +5.4% 0.0%
経常利益 1,103 +13.6% 6.5%
特別利益 0 ±0% 0.0%
特別損失 0 ±0% 0.0%
税引前当期純利益 1,103 +13.6% 6.5%
法人税等 347 +6.6% 2.0%
当期純利益 757 +17.1% 4.4%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は6.3%と前年同期の5.7%から改善しました。ROEは約9.6%(757百万円/7,786百万円)と堅調です。売上原価率は85.2%と前年同期の84.8%から悪化しましたが、売上総利益率は14.8%と7.9%増加しました。販管費率は8.5%と前年同期の8.3%からわずかに悪化しましたが、営業利益率の改善につながりました。営業外収益の増加(+2.0百万円)も利益拡大に寄与しています。

5. キャッシュフロー

四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は49,678千円でした。

6. 今後の展望

2026年5月期通期業績予想に変更はなく、売上高21,260百万円(前期比△2.2%)、営業利益1,202百万円(同+2.6%)、経常利益1,233百万円(同+3.2%)、当期純利益830百万円(同+1.7%)を見込んでいます。年間配当金は63.00円/株を予定しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: CATV関連市場向け及び情報通信関連市場向け販売事業の単一セグメント
  • 配当方針: 年間配当金63.00円/株を予定
  • 株主還元施策: 配当性向は約40%程度を目安
  • 主要な事業内容: CATV関連及び情報通信関連市場向けの販売事業

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