令和8年11月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
津田駒工業株式会社 (6217)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 津田駒工業株式会社
【決算評価】 決算評価: 悪い
【簡潔な要約】 津田駒工業株式会社の令和8年11月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比15.2%増の6,939百万円となったものの、営業損失134百万円、経常損失119百万円と依然として赤字が続いている。繊維機械事業では中国市場の高級スポーツカジュアル分野が好調でウォータジェットルームの大型案件を受注したが、工作機械関連事業は国内市場が低調ながらも自動車メーカの投資開始により受注増加傾向にある。自己資本比率は9.4%と低く、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いている。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
津田駒工業株式会社の令和8年11月期第1四半期決算は、売上高は前年同期比15.2%増の6,939百万円と増収となったものの、営業損失134百万円、経常損失119百万円と依然として赤字が続いている。自己資本比率は9.4%と低く、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いている。繊維機械事業では中国市場の高級スポーツカジュアル分野が好調でウォータジェットルームの大型案件を受注したが、工作機械関連事業は国内市場が低調ながらも自動車メーカの投資開始により受注増加傾向にある。
2. 業績結果
- 売上高: 6,939百万円(前年同期比15.2%増)
- 営業利益: -134百万円(前年同期比51.5%改善)
- 経常利益: -119百万円(前年同期比69.4%改善)
- 当期純利益: -186百万円(前年同期比36.3%改善)
- EPS: 記載なし
- 配当金: 記載なし
業績結果に対するコメント: 売上高は増加したものの、営業損失、経常損失ともに改善したものの依然として赤字が続いている。繊維機械事業では中国市場の高級スポーツカジュアル分野が好調でウォータジェットルームの大型案件を受注したが、工作機械関連事業は国内市場が低調ながらも自動車メーカの投資開始により受注増加傾向にある。ただし、採算性の改善には至っておらず、収益性の向上が課題となっている。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 16,555 | -1,303 | | 現金及び預金 | 2,664 | -803 | | 受取手形及び売掛金 | 4,296 | -1,629 | | 棚卸資産 | 7,847 | 1,411 | | その他 | 1,748 | -80 | | 固定資産 | 11,472 | -30 | | 有形固定資産 | 7,100 | -81 | | 無形固定資産 | 37 | -6 | | 投資その他の資産 | 4,334 | 58 | | 資産合計 | 28,028 | -1,333 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 19,293 | -824 | | 支払手形及び買掛金 | 2,991 | 169 | | 短期借入金 | 10,418 | -121 | | その他 | 5,884 | -1,014 | | 固定負債 | 6,015 | -242 | | 長期借入金 | 1,395 | -195 | | その他 | 4,620 | -47 | | 負債合計 | 25,308 | -1,067 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 832 | -187 | | 資本金 | 12,316 | 0 | | 利益剰余金 | -12,674 | -186 | | その他の包括利益累計額 | 1,796 | -31 | | 純資産合計 | 2,719 | -266 | | 負債純資産合計 | 28,028 | -1,333 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は9.4%と低く、財務体質の改善が急務となっている。流動比率は86.1%、当座比率は53.8%と安全性指標は低下傾向にある。資産では受取手形及び売掛金が減少した一方で、棚卸資産が増加している。負債では長期借入金の返済が進んでいるものの、短期借入金が増加している。純資産では親会社株主に帰属する四半期純損失186百万円を計上したこと等により、前連結会計年度末に比べ265百万円減少している。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 6,939 | 15.2% | 100.0% |
| 売上原価 | 5,816 | 14.9% | 83.8% |
| 売上総利益 | 1,123 | 17.6% | 16.2% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,257 | 2.0% | 18.1% |
| 営業利益 | -134 | 51.5% | -1.9% |
| 営業外収益 | 81 | 393.9% | 1.2% |
| 営業外費用 | 66 | -49.2% | 1.0% |
| 経常利益 | -119 | 69.4% | -1.7% |
| 特別利益 | 0 | -100.0% | 0.0% |
| 特別損失 | 0 | -100.0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | -119 | 155.6% | -1.7% |
| 法人税等 | 66 | 175.0% | 1.0% |
| 当期純利益 | -185 | 36.3% | -2.7% |
損益計算書に対するコメント: 売上高は増加したものの、売上総利益率は16.2%と低く、販売費及び一般管理費率は18.1%と収益性が低い。営業利益率、経常利益率ともにマイナスであり、収益性の向上が急務となっている。営業外収益が増加したものの、営業外費用も減少したこと等により、経常損失は改善したものの依然として赤字が続いている。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
記載なし
6. 今後の展望
- 会社が公表している業績予想: 売上高36,000百万円、営業利益700百万円、経常利益500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円
- 中期経営計画や戦略: 「中期経営計画2026」に基づき、繊維機械事業の受注・売上の拡大、採算性向上、工作機械関連事業の受注・売上の拡大、採算性向上を重点施策として取り組んでいる。
- リスク要因: 継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が続いている。
- 成長機会: 繊維機械事業では中国市場の高級スポーツカジュアル分野が好調でウォータジェットルームの大型案件を受注した。工作機械関連事業では自動車メーカの投資開始により受注増加傾向にある。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 繊維機械事業の受注高は9,681百万円(前年同期比29.2%増加)、売上高は5,466百万円(前年同期比12.2%増加)となり、営業損失20百万円(前年同期営業損失21百万円)となった。工作機械関連事業の受注高は1,740百万円(前年同期比47.2%増加)、売上高は1,473百万円(前年同期比27.8%増加)となり、営業利益148百万円(前年同期比405.3%増加)となった。
- 配当方針: 記載なし
- 株主還元施策: 記載なし
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: 記載なし