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更新: 2026-04-08 15:30:00
決算 2026-04-08T15:30

2026年2月期決算短信〔IFRS〕(連結)

株式会社ベルシステム24ホールディングス (6183)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ベルシステム24ホールディングス(東証コード:6183)の2026年2月期連結決算は、売上収益が前期比1.5%増の1,458億26百万円、営業利益が同9.2%増の126億52百万円と増収増益を達成しました。主力のCRM事業において生成AIを活用した新ソリューションの提供や、マンション管理業務特化のBPOセンター開設など新規事業展開が奏功し、収益改善に寄与しました。2027年2月期は売上収益152億円、営業利益130億円を見込み、引き続き成長を目指します。

2. 業績結果

  • 売上高(営業収益): 1,458億26百万円(前年同期比1.5%増)
  • 営業利益: 126億52百万円(同9.2%増)
  • 経常利益: 122億90百万円(同9.4%増)
  • 当期純利益: 81億81百万円(同2.2%増)
  • 1株当たり当期純利益(EPS): 110.22円(同1.3%増)
  • 配当金: 年間60円(前期と同額)

業績結果に対するコメント: CRM事業の売上収益は1,455億56百万円(前年同期比1.6%増)となりました。営業利益は116億87百万円(同3.3%減)となりましたが、これは前連結会計年度において子会社株式の一部売却に伴う利益37億60百万円を計上していた影響によるものです。生成AI搭載のCXクラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「BellCloud+CX」の提供開始や、マンション管理業務特化のBPOセンター開設など新規事業展開が収益改善に寄与しました。その他セグメントでは、コンテンツ販売収入の減少により売上収益は2億70百万円(前年同期比34.4%減)となりましたが、吸収分割によるコンテンツ事業の一部譲渡により、税引前利益は6億3百万円(前連結会計年度は、8億56百万円の損失)となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 297,17 | △16,75 | | 現金及び預金 | 71,94 | +2,02 | | 受取手形及び売掛金 | 165,51 | +16,51 | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 59,72 | △35,28 | | 固定資産 | 1,401,4 | △62,67 | | 有形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 無形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 投資その他の資産 | 記載なし | 記載なし | | 資産合計 | 1,698,21 | △45,92 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 457,9 | △116,23 | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 492,49 | +30,86 | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 950,39 | △85,37 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 747,82 | +39,45 | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 記載なし | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 747,82 | +39,45 | | 負債純資産合計 | 1,698,21 | △45,92 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は前期の40.2%から43.5%に改善し、財務基盤が強化されました。流動比率は前期末の237.4%から649.8%に大幅改善し、短期的な支払能力が向上しました。資産合計は前連結会計年度末より45億92百万円減少し、1,698億21百万円となりました。これは主に有形固定資産が60億7百万円及びその他の長期金融資産が5億16百万円減少したためです。負債合計は前連結会計年度末より85億37百万円減少し、950億39百万円となりました。これは主に借入金が134億99百万円減少したためです。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 145,826 +1.5% 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 126,52 +9.2% 8.7%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 122,9 +9.4% 8.4%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 122,9 +9.4% 8.4%
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 81,81 +2.2% 5.6%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は前期の8.1%から8.7%に改善し、収益性が向上しました。ROE(自己資本利益率)は前期の20.5%から22.1%に改善し、株主資本の効率的な活用が進んでいます。営業利益の増加は、主にCRM事業における生成AIを活用した新ソリューションの提供や、マンション管理業務特化のBPOセンター開設など新規事業展開によるものです。販売費及び一般管理費の増加は、新規事業への投資や人材採用によるものと考えられます。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 165億33百万円(前年同期比△8.6%)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 5億71百万円(同△84.5%)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: △15億78百万円(同△14.2%)
  • フリーキャッシュフロー: 159億62百万円

6. 今後の展望

2027年2月期は売上収益152億円、営業利益130億円を見込み、引き続き成長を目指します。中期経営計画で掲げた「人材(総力4万人の最大活躍)」「型化(データ活用の高度化)」「共創(NEW BPOの領域開拓)」の3つの重点施策を加速させ、持続的な成長の実現を目指します。生成AIを活用した新ソリューションの拡販や、新規事業領域の開拓による収益拡大を図ります。一方で、人材確保や技術革新への対応、コスト管理などのリスク要因もあります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: CRM事業が売上収益の99.8%を占め、収益の柱となっています。
  • 配当方針: 安定的な配当を基本方針とし、2027年2月期は年間60円の配当を予定しています。
  • 株主還元施策: 配当に加え、自己株式取得による株主還元も実施しています。
  • M&Aや大型投資: 新規事業領域の開拓や技術革新への対応のため、積極的なM&Aや大型投資を検討しています。
  • 人員・組織変更: 生成AIを活用した新ソリューションの拡販や、新規事業領域の開拓に向け、積極的な人員採用と組織変更を実施しています。

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