2026年11月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社propertytechnologies (5527)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社propertytechnologiesは、2026年11月期第1四半期の連結業績を発表しました。売上高は前年同期比11.1%増の11,488百万円と増収を達成しましたが、営業利益は同3.2%減の405百万円、経常利益は同11.1%減の299百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.7%減の151百万円と、利益面では減少しました。主な変化点としては、売上増加に伴い仕掛販売用不動産が増加した一方で、現金及び預金が減少したことが挙げられます。
2. 業績結果
- 売上高: 11,488百万円(前年同期比+11.1%)
- 営業利益: 405百万円(前年同期比-3.2%)
- 経常利益: 299百万円(前年同期比-11.1%)
- 当期純利益: 151百万円(前年同期比-20.7%)
- EPS: 12.14円(前年同期比-21.9%)
- 配当金: 未定
業績結果に対するコメント: 売上高は増加したものの、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも減少しました。これは、売上原価の増加や販売費及び一般管理費の増加が影響したものと考えられます。中古住宅再生事業では、物件仕入額と販売額が増加し、売上高は109.8%増の10,188百万円、営業利益は98.3%増の527百万円となりました。一方、戸建住宅事業では、売上高は122.8%増の1,289百万円となったものの、営業損失が89百万円と赤字幅が拡大しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 39,457 | -2.6% | | 現金及び預金 | 4,824 | -1.6% | | 受取手形及び売掛金 | 52 | +23.6% | | 棚卸資産 | 28,616 | +0.1% | | 仕掛販売用不動産 | 4,345 | -19.2% | | その他 | 1,064 | +8.3% | | 固定資産 | 3,073 | -0.5% | | 有形固定資産 | 1,231 | -0.9% | | 無形固定資産 | 904 | -3.0% | | 投資その他の資産 | 938 | +1.2% | | 資産合計 | 42,531 | -2.4% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 30,973 | -3.8% | | 支払手形及び買掛金 | 767 | -42.2% | | 短期借入金 | 26,224 | +2.4% | | その他 | 762 | -27.8% | | 固定負債 | 3,300 | +10.0% | | 長期借入金 | 2,077 | +19.4% | | その他 | 172 | -0.1% | | 負債合計 | 34,274 | -3.1% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 8,254 | -1.6% | | 資本金 | 320 | +3.9% | | 利益剰余金 | 6,675 | -2.4% | | その他の包括利益累計額 | 3 | +0.1% | | 純資産合計 | 8,257 | -1.6% | | 負債純資産合計 | 42,531 | -2.4% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は19.4%と前期末の19.3%からわずかに上昇しました。流動比率は127.6%、当座比率は102.4%と、いずれも前期末から低下しました。資産構成では、流動資産のうち販売用不動産が全体の72.5%を占めており、事業特性が反映されています。負債構成では、短期借入金が全体の76.4%を占めており、資金調達の多くを短期借入金に依存している状況がうかがえます。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 11,488 | +11.1% | 100.0% |
| 売上原価 | 9,726 | +12.3% | 84.6% |
| 売上総利益 | 1,762 | +2.4% | 15.3% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,356 | +12.0% | 11.8% |
| 営業利益 | 405 | -3.2% | 3.5% |
| 営業外収益 | 43 | +19.5% | 0.4% |
| 営業外費用 | 150 | +6.6% | 1.3% |
| 経常利益 | 299 | -11.1% | 2.6% |
| 特別利益 | 0 | -100.0% | 0.0% |
| 特別損失 | 0 | -100.0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 299 | -11.1% | 2.6% |
| 法人税等 | 148 | +1.4% | 1.3% |
| 当期純利益 | 151 | -20.7% | 1.3% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は3.5%と前年同期の4.0%から低下しました。ROE(自己資本利益率)は1.8%と前年同期の2.4%から低下しました。売上原価率は84.6%と前年同期の83.4%から上昇し、販売費及び一般管理費率は11.8%と前年同期の11.6%から上昇しました。これは、売上増加に伴い原価や販管費が増加したことが影響したものと考えられます。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
記載なし
6. 今後の展望
- 会社が公表している業績予想: 2026年11月期通期の業績予想は、売上高58,000百万円(前期比+13.9%)、営業利益2,500百万円(前期比+22.4%)、経常利益2,100百万円(前期比+24.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,300百万円(前期比+20.1%)としています。
- 中期経営計画や戦略: 記載なし
- リスク要因: 不安定な為替相場の変動や地政学的リスク、物価上昇に伴う実質賃金の減少、国内外の金融政策の変化など
- 成長機会: KAITRYプラットフォームの効率的な運用による差別化、中古住宅再生事業と戸建住宅事業の両輪での成長
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 中古住宅再生事業の売上高は10,146百万円(前年同期比+109.8%)、営業利益は527百万円(前年同期比+98.3%)。戸建住宅事業の売上高は1,103百万円(前年同期比+122.8%)、営業損失は89百万円(前年同期は104百万円の営業損失)。
- 配当方針: 2026年11月期の年間配当金予想は25円/株(前期と同額)
- 株主還元施策: 記載なし
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: 記載なし