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更新: 2026-04-22 16:01:17
決算 2026-04-21T15:00

2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社オービックビジネスコンサルタント (4733)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: 株式会社オービックビジネスコンサルタント

【決算評価】 決算評価: 非常に良い

【簡潔な要約】 株式会社オービックビジネスコンサルタント(東証コード: 4733)は、2026年3月期決算において売上高514億円(前期比9.4%増)、営業利益235億80百万円(同8.4%増)、経常利益252億18百万円(同9.4%増)、当期純利益181億32百万円(同12.0%増)と大幅な増収増益を達成しました。クラウドサービス収益の増加と新規顧客獲得に向けた営業活動の成果が主な要因です。AI技術を活用した次世代業務支援サービスの開発や、パートナーとの連携によるAIエコシステムの構築を通じて、国内中堅・中小企業におけるAX(AIトランスフォーメーション)の実現を支援しています。2027年3月期は売上高575億円、営業利益265億円を計画しています。


【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は、2026年3月期決算において売上高514億円、営業利益235億80百万円、経常利益252億18百万円、当期純利益181億32百万円と、売上高・利益ともに2ケタ増収増益を達成しました。特に当期純利益は前期比12.0%増と高い伸びを示しています。クラウドサービス収益の増加と新規顧客獲得に向けた営業活動の成果が主な要因です。2027年3月期は売上高575億円、営業利益265億円を計画しており、引き続き成長を見込んでいます。

2. 業績結果

【数値】 - 売上高: 514,005,900千円(前年同期比9.4%増) - 営業利益: 235,805,900千円(前年同期比8.4%増) - 経常利益: 252,181,400千円(前年同期比9.4%増) - 当期純利益: 181,323,200千円(前年同期比12.0%増) - 1株当たり当期純利益: 241.20円 - 配当金: 111.00円(年間)

【業績結果に対するコメント】 OBCの業績好調の主な要因は、クラウドサービス収益の増加による安定的な売上増加と、新規顧客獲得に向けた営業活動の成果です。プロダクト(ソリューションテクノロジー及び関連製品)の売上高は前年同期比15.5%増加し、368億9百万円(売上高構成比71.6%)となりました。特にクラウドサービス収益が同15.8%増加し、31,351,043千円(売上高構成比61.0%)となりました。サービスの売上高は前年同期比3.5%減少し、145億91百万円(売上高構成比28.4%)となりましたが、これはオンプレミス奉行製品ユーザーの奉行クラウド製品への切替等を背景として、オンプレミス保守売上が減少したことによるものです。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 132,147 | △41.5% | | 現金及び預金 | 61,625 | △44.7% | | 受取手形及び売掛金 | 28,851 | +21.5% | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 21,671 | △19.4% | | 固定資産 | 88,654 | +103.7% | | 有形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 無形固定資産 | 記載なし | 記載なし | | 投資その他の資産 | 88,654 | +103.7% | | 資産合計 | 220,801 | +5.8% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 44,714 | +4.6% | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 44,714 | +4.6% | | 固定負債 | 6,710 | △2.7% | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 6,710 | △2.7% | | 負債合計 | 51,424 | +3.5% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 169,376 | +6.5% | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 169,376 | +6.5% | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 169,376 | +6.5% | | 負債純資産合計 | 220,801 | +5.8% |

【貸借対照表に対するコメント】 OBCの自己資本比率は76.7%と高い水準を維持しており、財務基盤は安定しています。流動比率や当座比率などの安全性指標も良好です。資産構成では、投資その他の資産が前期比103.7%増加し、主に長期預金が500億円、投資有価証券が28億85百万円それぞれ増加したことが要因です。負債構成では、流動負債が前期比4.6%増加し、主に前受収益が21億82百万円、未払金5億90百万円、未払費用1億14百万円がそれぞれ増加したことが要因です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 51,400.59 +9.4% 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 15,594.79 +10.6% 30.3%
営業利益 23,580.59 +8.4% 45.9%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 25,218.14 +9.4% 49.1%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 25,218.14 +9.4% 49.1%
法人税等 7,895.94 +7.3% 15.4%
当期純利益 18,132.20 +12.0% 35.3%

【損益計算書に対するコメント】 OBCの売上高営業利益率は45.9%と高い水準を維持しており、収益性は非常に良好です。販売費及び一般管理費は前期比10.6%増加しましたが、売上高の伸びに比べると低い伸びに抑えられています。経常利益は前期比9.4%増加し、営業利益の伸びとほぼ同水準です。当期純利益は前期比12.0%増加し、営業利益の伸びを上回る高い伸びを示しています。これは法人税等の負担が前期比7.3%増にとどまったことが要因です。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

【数値】 - 営業活動によるキャッシュ・フロー: 17,372百万円(前期比△0.8%) - 投資活動によるキャッシュ・フロー: △54,423百万円(前期比+437.5%) - 財務活動によるキャッシュ・フロー: △7,743百万円(前期比+8.5%) - 現金及び現金同等物期末残高: 116,252百万円(前期比△27.5%)

【キャッシュフローに対するコメント】 OBCの営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比△0.8%とほぼ横ばいですが、営業利益の伸びに比べると低い伸びにとどまっています。投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比+437.5%と大幅に悪化し、定期預金の預入れによる支出500億円、投資有価証券の取得による支出29億円、無形固定資産の取得による支出11億13百万円等が主な支出要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比+8.5%とやや悪化し、配当金の支払額77億43百万円等が主な支出要因です。現金及び現金同等物期末残高は、前期比△27.5%と大幅に減少し、116億52百万円となりました。

6. 今後の展望

OBCは、2027年3月期の業績予想として、売上高575億円、営業利益265億円、経常利益282億60百万円、当期純利益193億50百万円を計画しています。クラウドサービスやAI技術を活用したサービス等をはじめとして、企業のDX化、設備投資は継続することが見込まれ、OBCは「顧客第一主義」を念頭に置き、「業務にイノベーションを お客様に感動を」をミッションとして掲げ、お客様のご期待を超える感動をお届けすることに引き続き取り組んでまいります。また、AI技術の活用を一層強化し、お客様のAX(AIデジタルトランスフォーメーション)の実現を支援してまいります。

7. その他の重要事項

【セグメント別業績】 OBCはソフトウェア事業の単一セグメントとし、品目別に「プロダクト」(ソリューションテクノロジー及び関連製品)と「サービス」で区分し、販売実績の品目別に開示しています。当期の品目別の売上状況は次のとおりです。 - プロダクト(ソリューションテクノロジー及び関連製品): 368億9百万円(売上高構成比71.6%) - サービス: 145億91百万円(売上高構成比28.4%)

【配当方針】 OBCの配当政策は、第一に株主に対する長期に安定した利益還元を維持することであります。当面は、配当性向45%程度を予定します。一方で当業界は成長産業であり、利益還元を維持するには、今後の研究開発活動並びに開発環境(先進ITテクノロジーの基礎環境)の整備、営業戦力の強化などが必要不可欠であります。よって企業体質をより強固なものとし、安定的な利益を確保するための内部留保を充実し、実績に裏付けされた成果の配分を行うことを基本方針としております。

【株主還元施策】 OBCは、2026年3月期の年間配当金を111.00円(1株当たり)とし、2027年3月期の年間配当金を130.00円(1株当たり)を予定しています。

【M&Aや大型投資】 OBCは、2026年3月期において、定期預金の預入れによる支出500億円、投資有価証券の取得による支出29億円、無形固定資産の取得による支出11億13百万円等の投資を行いました。

【人員・組織変更】 OBCは、従業員の健康促進等の取り組みが評価され、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」の「ホワイト500」に2年連続で認定されると同時に、経済産業省および東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄2026」に初めて選定されました。今後も、従業員一人ひとりの健康を企業成長の重要な土台と考え、効果的な健康経営の取り組みを継続し、新たな健康文化の創造を目指してまいります。

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