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更新: 2026-04-09 15:30:00
決算 2026-04-09T15:30

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社セブン&アイ・ホールディングス (3382)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)の2026年2月期決算は、売上高が前期比12.9%減少したものの、営業利益と経常利益は小幅増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増加した。これは、国内外のコンビニエンスストア事業が堅調に推移し、スーパーストア事業の業績改善が寄与した結果である。また、株式会社セブン銀行、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社ヨークベニマルを連結範囲から除外した影響もあるが、コア事業の収益性は改善傾向にある。

2. 業績結果

  • 売上高(営業収益): 1兆430億269万円(前年同期比△12.9%)
  • 営業利益: 42,299億3,300万円(同0.5%増)
  • 経常利益: 37,741億1,000万円(同0.8%増)
  • 当期純利益: 292億7,600万円(同69.2%増)
  • 1株当たり当期純利益(EPS): 118.81円(同69.2%増)
  • 配当金: 年間50円(前期比10円増)

業績結果に対するコメント: 売上高の減少は、株式会社セブン銀行、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社ヨークベニマルを連結範囲から除外した影響が大きい。しかし、営業利益と経常利益は小幅増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増加した。これは、国内外のコンビニエンスストア事業が堅調に推移し、スーパーストア事業の業績改善が寄与した結果である。特に、海外コンビニエンスストア事業の営業利益が前年同期比102.8%増加したことが、全体の業績改善に大きく貢献した。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,628,195 | △13.5% | | 固定資産 | 5,514,762 | △3.5% | | 資産合計 | 9,142,957 | △19.7% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 2,524,762 | △15.7% | | 固定負債 | 2,988,000 | △15.3% | | 負債合計 | 5,512,762 | △15.9% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 3,648,195 | △13.6% | | その他の包括利益累計額 | - | - | | 純資産合計 | 3,648,195 | △13.6% | | 負債純資産合計 | 9,142,957 | △19.7% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は39.6%(前期比3.8ポイント上昇)と健全な水準を維持している。流動比率は143.7%、当座比率は95.3%と、短期的な支払い能力は十分に確保されている。資産・負債構成の特徴としては、流動資産と流動負債の割合が高く、事業運営に必要な資金繰りは安定している。前期からの主な変動点としては、株式会社セブン銀行、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社ヨークベニマルを連結範囲から除外した影響で、資産・負債ともに減少したことが挙げられる。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 10,430,269 △12.9% 100.0%
売上原価 6,007,276 △13.2% 57.6%
売上総利益 4,422,993 △12.5% 42.4%
販売費及び一般管理費 3,999,999 △12.5% 38.4%
営業利益 422,993 0.5% 4.1%
営業外収益 37,418 △10.3% 0.4%
営業外費用 22,080 △15.7% 0.2%
経常利益 377,411 0.8% 3.6%
特別利益 0 - 0.0%
特別損失 0 - 0.0%
税引前当期純利益 377,411 0.8% 3.6%
法人税等 84,651 △23.7% 0.8%
当期純利益 292,760 69.2% 2.8%

損益計算書に対するコメント: 各利益段階での収益性は改善傾向にあり、売上高営業利益率は4.1%(前期比0.6ポイント上昇)、ROEは8.0%(同2.5ポイント上昇)と収益性指標は向上している。コスト構造の特徴としては、販売費及び一般管理費の割合が高いが、売上原価率も改善傾向にある。前期からの主な変動要因としては、株式会社セブン銀行、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社ヨークベニマルを連結範囲から除外した影響で、販売費及び一般管理費が減少したことが挙げられる。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 666,736百万円(前期比△23.9%)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: △477,343百万円(同△34.9%)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: △1,109,880百万円(同△182.5%)
  • フリーキャッシュフロー: 189,393百万円(同△47.8%)

6. 今後の展望

2027年2月期の連結業績予想は、売上高が9,448億円(前期比△9.4%)、営業利益が405億円(同△4.3%)、経常利益が367億円(同△2.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益が270億円(同△7.8%)と予想している。また、年間配当金は60円(前期比10円増)を予定している。中期経営計画では、コンビニエンスストア事業の変革によるグローバル成長を目指し、デジタル化の推進やサプライチェーンの最適化などに取り組む方針である。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 国内コンビニエンスストア事業の営業収益は914,583百万円(前年同期比101.2%増)、営業利益は222,521百万円(同95.3%増)。海外コンビニエンスストア事業の営業収益は8,556,832百万円(同93.3%減)、営業利益は222,223百万円(同102.8%増)。
  • 配当方針: 安定的な配当を基本方針とし、連結配当性向40%を目指す。
  • 株主還元施策: 自己株式取得による株主還元を実施。
  • M&Aや大型投資: コンビニエンスストア事業の変革に向けた投資を継続。
  • 人員・組織変更: デジタル化の推進に伴う組織改革を実施。

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