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更新: 2026-04-22 16:01:18
決算 2026-04-14T15:50

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ピックルスホールディングス (2935)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ピックルスホールディングス(東証コード: 2935)は、2026年2月期決算を発表しました。売上高は前期比1.4%減の40,923百万円と減収となりましたが、営業利益は同63.0%増の2,085百万円、経常利益は同59.7%増の2,148百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同44.4%増の1,384百万円と大幅な増益を達成しました。原材料価格の安定や製品価格改定、コスト抑制などが利益増加に寄与しました。2027年2月期は売上高41,000百万円、営業利益1,820百万円、経常利益1,860百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,231百万円を見込んでいます。

2. 業績結果

【数値】 - 売上高(営業収益): 40,923百万円(前年同期比△1.4%) - 営業利益: 2,085百万円(同63.0%増) - 経常利益: 2,148百万円(同59.7%増) - 当期純利益: 1,384百万円(同44.4%増) - 1株当たり当期純利益(EPS): 110.70円(同44.4%増) - 配当金: 29.00円(同11.5%増)

【業績結果に対するコメント】 売上高は減収となりましたが、利益面では大幅な増益を達成しました。増減の要因としては、上期にコンビニエンスストアが実施したキャンペーンなどにより販売が好調に推移したものの、物価上昇による消費者の節約志向の影響や、生産性向上のためアイテム数の集約を進めたことなどにより減収となりました。利益については、当初の予想より原料野菜の仕入価格が安定したこと、ご飯がススムキムチなどの製品価格改定や値引きなどの販売条件の適正化が予定どおり進んだこと及び原材料費、労務費、物流費等が抑制できたことにより、増益となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 11,579 | +690 | | 現金及び預金 | 6,214 | +1,240 | | 受取手形及び売掛金 | 4,550 | +467 | | 棚卸資産 | 776 | -42 | | その他 | 86 | -1,018 | | 固定資産 | 18,625 | -728 | | 有形固定資産 | 17,063 | -725 | | 無形固定資産 | 76 | -110 | | 投資その他の資産 | 1,486 | +108 | | 資産合計 | 30,204 | -38 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 6,608 | -1,410 | | 支払手形及び買掛金 | 2,913 | -61 | | 短期借入金 | 400 | -600 | | その他 | 2,295 | -847 | | 固定負債 | 3,542 | +203 | | 長期借入金 | 2,312 | +159 | | その他 | 230 | +44 | | 負債合計 | 10,150 | -1,207 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 19,343 | +1,113 | | 資本金 | 100 | ±0 | | 利益剰余金 | 16,849 | +1,023 | | その他の包括利益累計額 | 270 | +79 | | 純資産合計 | 20,053 | +1,169 | | 負債純資産合計 | 30,204 | -38 |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は前期の61.0%から65.1%に改善し、財務基盤は安定しています。流動比率は前期の135.9%から175.1%に改善し、短期的な支払い能力は向上しています。資産面では、現金及び預金が増加し、流動性が向上しています。負債面では、短期借入金や1年内返済予定の長期借入金が減少し、財務体質が改善しています。純資産面では、利益剰余金が増加し、株主資本が増加しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 40,923 -1.4% 100.0%
売上原価 32,031 +1.2% 78.2%
売上総利益 8,892 -6.0% 21.7%
販売費及び一般管理費 6,807 -0.4% 16.6%
営業利益 2,085 +63.0% 5.1%
営業外収益 63 +5.0% 0.2%
営業外費用 - - -
経常利益 2,148 +59.7% 5.2%
特別利益 - - -
特別損失 - - -
税引前当期純利益 2,148 +59.7% 5.2%
法人税等 764 +59.7% 1.9%
当期純利益 1,384 +44.4% 3.4%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は前期の3.1%から5.1%に改善し、収益性が向上しています。ROE(自己資本利益率)は前期の5.3%から7.3%に改善し、株主資本の効率的な活用が進んでいます。コスト構造を見ると、売上原価率は前期の78.2%から78.2%で横ばい、販売費及び一般管理費率は前期の16.7%から16.6%でほぼ横ばいとなっています。営業利益率の改善は、売上高の減少に伴う固定費の減少や、コスト抑制策の効果によるものと考えられます。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 4,196百万円(前期比+3,365百万円)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: -428百万円(同-4,265百万円)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: -2,527百万円(同-3,609百万円)
  • フリーキャッシュフロー: 3,768百万円

6. 今後の展望

2027年2月期の業績予想は、売上高41,000百万円(前期比0.2%増)、営業利益1,820百万円(同12.7%減)、経常利益1,860百万円(同13.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,231百万円(同11.0%減)を見込んでいます。減益予想となっていますが、これは前期の利益水準が高かったことによる反動減と考えられます。中期経営計画として、営業面では看板商品である「ご飯がススムキムチ」を中心としたキムチや、浅漬、惣菜等の消費者向けの製品に加え、業務用製品についても積極的な提案を行います。製品開発面では、ナショナルブランド製品の開発や既存製品の見直しなどに加え、新たなカテゴリーの製品や、新たなマーケットで販売できる製品等の開発を行うとともに、他社との共同開発への取り組みも実施してまいります。製造面では、製品の集約化や、不採算アイテムの見直し、省力化に向けた設備投資を行うことで、生産効率や生産コストの改善を進めてまいります。品質管理面においては、食品の安全規格であるJFS-B等の仕組みを最大限に活用し、管理レベルの向上を図ります。原料調達面では、契約栽培の拡大による原料野菜の安定調達や購買方法の見直し、産地の分散化などを継続的に実施し、原料調達コストの抑制を図ります。物流面では、出荷体制や配送ルート、納品方法等の見直しにより、効率的な配送を実施し、物流コストの抑制を図ります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 記載なし
  • 配当方針: 年間配当金29.00円(前期比11.5%増)を予定
  • 株主還元施策: 配当性向26.2%、配当金総額363百万円
  • M&Aや大型投資: 記載なし
  • 人員・組織変更: 記載なし

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています - 表形式は markdown形式で見やすく整形しています - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)

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