適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-13 16:00:00
決算 2026-04-13T16:00

2026年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社エムビーエス (1401)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社エムビーエスは、2026年5月期第3四半期において、売上高3,415億1,934万円(前年同期比1.3%増)、営業利益522億7,778万円(同21.6%増)、経常利益552億8,153万円(同18.3%増)、四半期純利益379億8,863万円(同15.6%増)と増収増益を達成しました。建設業界の厳しい経営環境下で、既存店のパートナーとの関係強化と受注拡大、原価低減と経費削減、工事採算性を重視した受注方針の徹底などにより、堅調な業績を維持しています。通期業績予想は売上高5,200億円、営業利益700億円、経常利益739億9,900万円、当期純利益500億5,900万円を見込んでいます。

2. 業績結果

  • 売上高: 3,415,194百万円(前年同期比1.3%増)
  • 営業利益: 522,778百万円(前年同期比21.6%増)
  • 経常利益: 552,815百万円(前年同期比18.3%増)
  • 当期純利益: 379,886百万円(前年同期比15.6%増)
  • 1株当たり当期純利益: 54.17円
  • 配当金: 未定

業績結果に対するコメント: 売上高は微増にとどまりましたが、営業利益と経常利益は2割以上の増益を達成しました。これは、高付加価値案件の受注拡大や原価管理の強化、施工効率の改善などによるものです。セグメント別では、ホームメイキャップ事業が売上高は前年同期比0.5%減となったものの、セグメント利益は13.5%増と収益性が向上しました。建築工事業は売上高が37.2%増と大きく伸びましたが、資材価格の上昇や労務費の増加等の影響によりセグメント損失が拡大しました。その他事業は不動産販売や材料販売等の増加により、売上高が1,984.0%増、セグメント利益が292.9%増と大きく伸びました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,434,605 | +144,472 | | 現金及び預金 | 2,115,620 | +288,207 | | 受取手形、完成工事未収入金及び契約資産 | 736,411 | -231,127 | | 棚卸資産 | 46,801 | -9,953 | | その他 | 38,019 | +13,316 | | 固定資産 | 1,876,132 | +287,877 | | 有形固定資産 | 249,683 | -3,129 | | 無形固定資産 | 13,070 | -309 | | 投資その他の資産 | 1,613,377 | +291,314 | | 資産合計 | 5,310,737 | +432,348 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,561,896 | +391,946 | | 支払手形 | 219,837 | -35,334 | | 工事未払金 | 449,806 | -94,805 | | 買掛金 | 105,417 | +42,443 | | その他 | 140,283 | -28,537 | | 固定負債 | 18,950 | +7,141 | | その他 | 16,988 | +7,138 | | 負債合計 | 1,580,846 | +399,086 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 3,699,590 | +18,134 | | 資本金 | 391,329 | 0 | | 利益剰余金 | 3,561,781 | +287,171 | | その他の包括利益累計額 | 30,299 | +15,127 | | 純資産合計 | 3,729,890 | +33,262 | | 負債純資産合計 | 5,310,737 | +432,348 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は70.2%と前期末の75.8%から低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。流動比率は220.0%、当座比率は176.2%と安全性指標は良好です。資産構成では、現金及び預金が288百万円増加し、投資有価証券が212百万円増加したことが大きな特徴です。負債構成では、未成工事受入金が501百万円増加し、工事未払金が95百万円減少したことが主な変動点です。純資産では、利益剰余金が287百万円増加し、その他有価証券評価差額金が15百万円増加した一方で、自己株式の取得により269百万円減少しました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 3,415,194 +1.3% 100.0%
売上原価 2,265,231 -6.1% 66.3%
売上総利益 1,149,963 +10.5% 33.7%
販売費及び一般管理費 627,185 +2.9% 18.4%
営業利益 522,778 +21.6% 15.3%
営業外収益 38,609 -14.7% 1.1%
営業外費用 8,572 +18.8% 0.3%
経常利益 552,815 +18.3% 16.2%
特別利益 2,149 -39.3% 0.1%
特別損失 0 -100.0% 0.0%
税引前当期純利益 554,964 +18.1% 16.3%
法人税等 175,077 +24.3% 5.1%
当期純利益 379,886 +15.6% 11.1%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は15.3%と前年同期の12.8%から2.5ポイント改善しました。ROE(自己資本利益率)は10.2%と前年同期の9.0%から1.2ポイント改善しました。売上総利益率は33.7%と前年同期の30.9%から2.8ポイント改善し、収益性が向上しています。販売費及び一般管理費率は18.4%と前年同期の18.1%から0.3ポイント悪化しましたが、売上原価率の改善により営業利益率は改善しました。営業外収益は不動産賃貸収入や有価証券利息が減少したことにより前年同期比14.7%減少しましたが、営業外費用の増加を上回りました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は27,015百万円でした。

6. 今後の展望

2026年5月期の業績予想は、2025年7月14日公表の業績予想数値から変更はありません。売上高5,200億円(前期比10.3%増)、営業利益700億円(同11.8%増)、経常利益739億9,900万円(同5.0%増)、当期純利益500億5,900万円(同5.9%増)を見込んでいます。中期経営計画や戦略については公表されていません。リスク要因としては、資源価格の高騰や円安の影響による物価上昇、個人消費の持ち直しの足踏み、海外経済の減速懸念や金融政策の動向等が挙げられます。成長機会としては、既存店におけるパートナーとの関係強化と受注拡大、原価低減と経費削減、工事採算性を重視した受注方針の徹底、施工管理と品質・技術の向上、定期的に施工会議を開催し安全・良質な工事の提供等が挙げられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ホームメイキャップ事業の売上高は前年同期比0.5%減、セグメント利益は13.5%増。建築工事業の売上高は37.2%増、セグメント損失は拡大。その他事業の売上高は1,984.0%増、セグメント利益は292.9%増。
  • 配当方針: 年間配当金は15.00円/株を予定(第1四半期末、第2四半期末、期末)。
  • 株主還元施策: 自己株式の取得を実施(2025年7月18日、10月16日)。
  • M&Aや大型投資: 公表されていません。
  • 人員・組織変更: 公表されていません。

関連する開示情報(同じ企業)