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更新: 2026-04-14 15:30:00
決算 2026-04-14T15:30

2026年11月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社GRCS (9250)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: 株式会社GRCS

【決算評価】 決算評価: 悪い

【簡潔な要約】 株式会社GRCS(東証コード: 9250)は、2026年11月期第1四半期(2025年12月1日~2026年2月28日)の連結業績を発表しました。売上高は820百万円(前年同期比+5.3%)と増加しましたが、営業損失71百万円、経常損失77百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失77百万円と、依然として赤字が続いています。GRCセキュリティ事業の既存取引先からの追加案件が堅調に推移した一方で、事業構造改善引当金の計上などにより損失が拡大しました。自己資本比率はマイナス4.9%と厳しい財務状況が続いていますが、新株予約権の行使や第三者割当増資により資金調達を行い、営業利益黒字化を目指しています。


【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

株式会社GRCSは、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)とセキュリティ領域に特化した専業企業です。2026年11月期第1四半期は、売上高820百万円(前年同期比+5.3%)と増収を達成しましたが、営業損失71百万円、経常損失77百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失77百万円と、依然として赤字が続いています。事業構造改善引当金の計上などにより損失が拡大し、自己資本比率はマイナス4.9%と厳しい財務状況が続いています。しかし、新株予約権の行使や第三者割当増資により資金調達を行い、営業利益黒字化を目指しています。

2. 業績結果

【数値】 - 売上高: 820百万円(前年同期比+5.3%) - 営業利益: △71百万円(前年同期は△68百万円) - 経常利益: △77百万円(前年同期は△71百万円) - 当期純利益: △77百万円(前年同期は△44百万円) - EPS: △55.29円(前年同期は△32.83円) - 配当金: 無配

【業績結果に対するコメント】 GRCセキュリティ事業の既存取引先からの追加案件が堅調に推移したことで売上は増加しましたが、事業構造改善引当金108百万円の計上などにより損失が拡大しました。フィナンシャルテクノロジー事業ではライセンス販売や証券会社向けシステム開発により安定した収入を確保していますが、新規案件獲得に向けた準備段階にあります。AI機能実装への投資やリカーリングモデルの強化により、営業利益黒字化を目指しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,018,925 | △50,953 | | 現金及び預金 | 418,582 | △112,178 | | 受取手形及び売掛金 | 459,613 | +33,595 | | 棚卸資産 | 5,476 | △637 | | その他 | 16,341 | +14,946 | | 固定資産 | 620,300 | △23,591 | | 有形固定資産 | 55,806 | △1,234 | | 無形固定資産 | 484,987 | △23,849 | | 投資その他の資産 | 79,506 | △508 | | 資産合計 | 1,639,226 | △74,543 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 971,693 | △43,898 | | 支払手形及び買掛金 | 105,627 | △8,754 | | 短期借入金 | 199,366 | △10,734 | | その他 | 666,700 | △24,410 | | 固定負債 | 702,498 | △179,413 | | 長期借入金 | 305,275 | △42,518 | | その他 | 397,223 | △136,895 | | 負債合計 | 1,674,192 | △135,515 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | △80,450 | +55,691 | | 資本金 | 116,613 | +66,613 | | 利益剰余金 | △197,063 | △77,517 | | その他の包括利益累計額 | 45,484 | +4,262 | | 純資産合計 | △34,965 | +60,971 | | 負債純資産合計 | 1,639,226 | △74,543 |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率はマイナス4.9%と厳しい状況が続いています。流動比率は104.9%、当座比率は41.1%と安全性指標は低下しています。資産構成では無形固定資産が全体の約30%を占め、のれんが367百万円計上されています。負債ではリース債務や未払費用の減少が目立ちます。純資産では新株予約権の行使や第三者割当増資により資本金が増加し、利益剰余金の減少を補っています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 820 +5.3% 100.0%
売上原価 638.6 +18.1% 77.8%
売上総利益 181.98 -22.8% 22.2%
販売費及び一般管理費 253.14 -16.7% 30.8%
営業利益 -71.16 -3.6% -8.7%
営業外収益 0.68 +122.2% 0.1%
営業外費用 7.01 +196.7% 0.9%
経常利益 -77.48 -9.5% -9.4%
特別利益 0 0.0% 0.0%
特別損失 0 0.0% 0.0%
税引前当期純利益 -77.48 -9.5% -9.4%
法人税等 0.04 -88.3% 0.0%
当期純利益 -77.52 +74.7% -9.5%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は-8.7%と依然として低迷しています。ROEは算出不能(マイナスの自己資本)です。販売費及び一般管理費は前年同期比で減少していますが、売上総利益率も低下しており、コスト構造の改善が急務です。営業外費用の増加が経常損失拡大の主な要因となっています。

5. キャッシュフロー

記載なし

6. 今後の展望

2026年11月期の連結業績予想については、2026年1月19日に公表した通期予想に変更はありません。自社プロダクトへのAI機能実装に投資し、高収益なビジネスモデルへの転換を図り、営業利益黒字化を目指しています。既存顧客からの継続的な収益を上げるリカーリングモデルの強化に取り組み、安定した収益基盤を整える方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: GRCソリューション事業の単一セグメント
  • 配当方針: 無配
  • 株主還元施策: 新株予約権の行使や第三者割当増資による資金調達
  • M&Aや大型投資: 2026年4月に子会社「株式会社GRCSテクノロジーズ」を設立
  • 人員・組織変更: 3事業を2事業体制へ原点回帰し、事業戦略を定め売上高拡大に注力

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