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更新: 2026-04-22 16:01:18
決算 2026-04-14T16:00

2026年11月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社CaSy (9215)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社CaSyは、2026年11月期第1四半期において、売上高が前年同期比16.8%増の506百万円を記録した。営業利益は前年同期比14.4%減の2,621千円となったが、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益はそれぞれ2,959千円と513千円となった。家事支援サービス市場の拡大を背景に、既存事業の成長とM&Aによる事業基盤の拡充に注力した結果、売上高は順調に伸びた。しかし、営業利益の減少は販売費及び一般管理費の増加が主な要因と考えられる。自己資本比率は40.4%と健全な水準を維持しており、今後の成長に向けた基盤は整っている。

2. 業績結果

  • 売上高: 506,118千円(前年同期比16.8%増)
  • 営業利益: 2,621千円(前年同期比14.4%減)
  • 経常利益: 2,959千円(前年同期比2.8%減)
  • 当期純利益: 513千円(前年同期比74.5%減)
  • 1株当たり当期純利益(EPS): 0.27円(前年同期は1.07円)

業績結果に対するコメント: 売上高の増加は、家事支援サービス市場の拡大と行政との連携強化によるものである。しかし、営業利益の減少は販売費及び一般管理費の増加が主な要因と考えられる。特に、M&Aによる事業基盤の拡充に伴う統合コストや、人材確保のための持続的な賃上げが利益を圧迫した可能性がある。また、EPSの大幅な減少は、純利益の減少と発行済株式数の増加が影響していると考えられる。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 480,883 | -5.6% | | 現金及び預金 | 316,939 | -9.9% | | 受取手形及び売掛金 | 136,829 | 1.0% | | 棚卸資産 | 992 | 新規 | | その他 | 26,121 | 15.6% | | 固定資産 | 200,274 | 3.0% | | 有形固定資産 | 146 | -12.2% | | 無形固定資産 | 145,180 | 3.8% | | 投資その他の資産 | 54,946 | 0.9% | | 資産合計 | 681,157 | -3.2% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 263,544 | -4.0% | | 支払手形及び買掛金 | 83,966 | -5.5% | | 短期借入金 | 3,330 | -64.0% | | その他 | 59,321 | -11.5% | | 固定負債 | 142,730 | -7.8% | | 長期借入金 | 142,730 | -7.8% | | 負債合計 | 406,274 | -3.5% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 274,882 | 0.2% | | 資本金 | 50,000 | 0.0% | | 利益剰余金 | -313,690 | 0.2% | | その他の包括利益累計額 | 0 | 0.0% | | 純資産合計 | 274,882 | 0.2% | | 負債純資産合計 | 681,157 | -3.2% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は40.4%と健全な水準を維持しており、財務基盤は安定している。流動比率は182.3%、当座比率は176.7%と、短期的な支払能力は十分に確保されている。資産構成では、無形固定資産(主にソフトウェアとのれん)が全体の21.3%を占めており、M&Aによる事業基盤の拡充が進んでいることがわかる。負債構成では、長期借入金が全体の20.9%を占めており、借入金依存度はやや高いものの、金利負担は軽減されている。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 506,118 16.8% 100.0%
売上原価 317,943 17.7% 62.8%
売上総利益 188,175 15.7% 37.2%
販売費及び一般管理費 185,553 17.1% 36.7%
営業利益 2,621 -14.4% 0.5%
営業外収益 1,148 158.1% 0.2%
営業外費用 811 79.6% 0.2%
経常利益 2,959 2.8% 0.6%
特別利益 0 0.0% 0.0%
特別損失 0 0.0% 0.0%
税引前当期純利益 2,959 2.8% 0.6%
法人税等 2,445 137.4% 0.5%
当期純利益 513 -74.5% 0.1%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は0.5%と低水準であり、収益性の改善が課題である。販売費及び一般管理費の増加が営業利益の減少を招いた主な要因と考えられる。特に、M&Aによる事業基盤の拡充に伴う統合コストや、人材確保のための持続的な賃上げが利益を圧迫した可能性がある。また、法人税等の増加も当期純利益の減少に影響を与えたと考えられる。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

記載なし

6. 今後の展望

  • 2026年11月期の業績予想に変更はなく、売上高2,124百万円、営業利益△133百万円、経常利益△139百万円、親会社株主に帰属する当期純利益△139百万円を見込んでいる。
  • 行政との連携強化や海外からのキャスト確保など、成長機会の拡大に注力する方針。
  • 持続的な賃上げによる人材確保と競争力の強化に取り組む。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 家事支援サービス事業のみの単一セグメント
  • 配当方針: 無配当を継続
  • 株主還元施策: 記載なし
  • M&Aや大型投資: 前期に株式会社すっきりマイスター及び株式会社サンジュを子会社化
  • 人員・組織変更: 記載なし

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