2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社壱番屋 (7630)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社壱番屋
【決算評価】 決算評価: 普通
【簡潔な要約】 株式会社壱番屋の2026年2月期連結決算は、売上高655億18百万円(前期比7.4%増)となったものの、営業利益47億15百万円(同4.3%減)、経常利益49億85百万円(同4.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益25億62百万円(同19.2%減)と減益となった。米等の食材の仕入価格高騰や物流費の増加等の大幅なコスト増を吸収できなかったことが主な要因。国内CoCo壱番屋では価格改定効果や販促活動により既存店売上が前期を上回ったが、客数減少が響いた。海外事業は新店効果で増収も既存店は減少。国内子会社事業は各ブランドが拡大。2027年2月期は売上高726億円、営業利益50億円を見込む。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社壱番屋の2026年2月期連結決算は、売上高が前期比7.4%増の655億18百万円となり増収を確保したものの、営業利益は同4.3%減の47億15百万円、経常利益は同4.0%減の49億85百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.2%減の25億62百万円と減益となった。売上増加は国内CoCo壱番屋の価格改定効果や国内外子会社の事業拡大等が寄与したが、米をはじめとする食材の仕入価格高騰や物流費の増加等の大幅なコスト増を吸収できなかったことが主な減益要因。また、店舗に係る減損損失が増加したことや、本部のソフトウエア入れ替えに伴う固定資産除却損等も利益を押し下げた。
2. 業績結果
【数値】 - 売上高: 655億18百万円(前期比+7.4%) - 営業利益: 47億15百万円(同△4.3%) - 経常利益: 49億85百万円(同△4.0%) - 当期純利益: 25億62百万円(同△19.2%) - 1株当たり当期純利益: 16.06円 - 配当金: 16.00円/株
【業績結果に対するコメント】 売上高は国内CoCo壱番屋の価格改定効果や国内外子会社の事業拡大等が寄与し増収となったが、営業利益は減益となった。国内CoCo壱番屋の既存店売上は前期比0.5%増と前期を上回ったものの、客数が前年の水準を下回ったことが影響。海外事業は新店の売上が好調であったものの、為替の影響を除いた既存店ベースでは前期比0.4%減と苦戦。国内子会社事業は各ブランドが拡大し増収に貢献した。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 199,945 | △14,992 | | 現金及び預金 | 13,279 | △2,201 | | 受取手形及び売掛金 | 3,860 | +183 | | 棚卸資産 | 1,371 | +483 | | その他 | 1,435 | +365 | | 固定資産 | 282,225 | +30,778 | | 有形固定資産 | 16,082 | +1,936 | | 無形固定資産 | 5,260 | +867 | | 投資その他の資産 | 6,882 | +275 | | 資産合計 | 482,171 | +15,586 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 8,417 | +1,048 | | 支払手形及び買掛金 | 3,014 | +136 | | 短期借入金 | 11 | △3 | | その他 | 3,392 | +909 | | 固定負債 | 6,868 | +253 | | 長期借入金 | 213 | +148 | | その他 | 6,655 | +105 | | 負債合計 | 15,285 | +1,300 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 30,716 | +51 | | 資本金 | 1,503 | ±0 | | 利益剰余金 | 27,850 | +8 | | その他の包括利益累計額 | 1,576 | +190 | | 純資産合計 | 32,885 | +285 | | 負債純資産合計 | 48,171 | +15,586 |
【貸借対照表に対するコメント】 総資産は前期比15億86百万円増加し482億71百万円となった。流動資産は現金及び預金の減少等で減少したが、固定資産は有形固定資産や無形固定資産の増加で増加。負債は支払手形及び買掛金、長期借入金の増加等で増加。純資産は利益剰余金やその他の包括利益累計額の増加で増加し、自己資本比率は前期の68.8%から67.0%に低下した。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 655,180 | +7.4% | 100.0% |
| 売上原価 | 329,530 | +8.1% | 50.3% |
| 売上総利益 | 325,650 | +6.7% | 49.7% |
| 販売費及び一般管理費 | 278,490 | +8.0% | 42.5% |
| 営業利益 | 47,150 | △4.3% | 7.2% |
| 営業外収益 | 118,700 | +9.2% | 18.1% |
| 営業外費用 | 91,700 | +12.3% | 14.0% |
| 経常利益 | 49,850 | △4.0% | 7.6% |
| 特別利益 | 5,200 | △58.1% | 0.8% |
| 特別損失 | 0 | ±0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 55,050 | △14.3% | 8.4% |
| 法人税等 | 29,430 | △26.4% | 4.5% |
| 当期純利益 | 25,620 | △19.2% | 3.9% |
【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は前期の8.1%から7.2%に低下。売上原価率は前期の50.0%から50.3%に上昇し、販売費及び一般管理費率は同42.3%から42.5%に上昇した。営業外収益は受取利息及び配当金、受取家賃の増加等で増加したが、営業外費用も支払利息、賃貸費用の増加等で増加した。特別利益は店舗売却益の減少等で減少した。
5. キャッシュフロー
【営業活動によるキャッシュフロー】 55,940百万円(前期比+2,750百万円) 【投資活動によるキャッシュフロー】 △49,320百万円(同△18,790百万円) 【財務活動によるキャッシュフロー】 △29,340百万円(同△190百万円) 【フリーキャッシュフロー】 6,620百万円
6. 今後の展望
2027年2月期の連結業績予想は、売上高726億円(前期比+10.8%)、営業利益50億円(同+6.0%)、経常利益50億40百万円(同+1.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益27億20百万円(同+6.1%)を見込む。国内CoCo壱番屋ではQSCの向上と効果的なマーケティング戦略による新規顧客開拓を進め、海外CoCo壱番屋では北米での店舗展開と中国事業の立て直しに取り組む。国内子会社事業ではM&Aで取得した各業態の展開を進め、収益拡大と新規M&A案件の成立を目指す。
7. その他の重要事項
【セグメント別業績】 飲食事業並びにこれらの付帯業務の単一セグメント 【配当方針】 年間配当金16.00円/株(前期比±0) 【株主還元施策】 配当性向99.6% 【M&Aや大型投資】 2025年12月にパフェテリア パル等を展開する株式会社GAKUの株式を取得 【人員・組織変更】 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)