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更新: 2026-04-08 15:30:00
決算 2026-04-08T15:30

2026年8月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社サイゼリヤ (7581)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社サイゼリヤ(東証コード: 7581)は、2026年8月期第2四半期(中間期)において、売上高1,428億54百万円、営業利益86億54百万円を計上し、前年同期比でそれぞれ17.5%、39.9%の増加を達成しました。経常利益も88億32百万円(前年同期比36.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は56億35百万円(前年同期比20.7%増)と、すべての利益段階で大幅な増益となりました。ただし、食材価格上昇の影響で粗利益率が低下し、通期業績予想を修正するなど、収益性改善には課題が残ります。

2. 業績結果

  • 売上高: 1,428億54百万円(前年同期比+17.5%)
  • 営業利益: 86億54百万円(前年同期比+39.9%)
  • 経常利益: 88億32百万円(前年同期比+36.3%)
  • 当期純利益: 56億35百万円(前年同期比+20.7%)
  • EPS(1株当たり当期純利益): 114.72円(前年同期比+20.7%)
  • 配当金: 第2四半期末配当予想30円(年間60円)

業績結果に対するコメント: 売上高の増加は、既存店の客数・客単価増加に加え、DX活用(QRコード注文システムの全店舗導入完了)やメニュー施策、新規出店が寄与しました。特に「日本」セグメントでは、営業利益が前年同期比422.5%増の33億67百万円と大幅に増加し、収益性改善が顕著です。ただし、食材価格上昇の影響で粗利益率は前回予想を1.3ポイント下回り、通期業績予想を修正するなど、収益性改善には課題が残ります。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 994億40百万円 | +3.2% | | 現金及び預金 | 680億92百万円 | +4.8% | | 受取手形及び売掛金 | 27億48百万円 | -11.3% | | 商品及び製品 | 168億85百万円 | +12.5% | | 原材料及び貯蔵品 | 27億85百万円 | +48.0% | | その他 | 54億76百万円 | +3.8% | | 固定資産 | 940億35百万円 | +13.0% | | 有形固定資産 | 790億54百万円 | +13.1% | | 無形固定資産 | 5億70百万円 | +6.3% | | 投資その他の資産 | 144億10百万円 | +3.3% | | 資産合計 | 1,934億75百万円 | +7.8% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 377億33百万円 | +1.2% | | 支払手形及び買掛金 | 105億01百万円 | +0.7% | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 117億69百万円 | +0.1% | | 固定負債 | 292億32百万円 | +2.0% | | 長期借入金 | 60億00百万円 | 0.0% | | その他 | 112百万円 | +12.3% | | 負債合計 | 669億66百万円 | +6.4% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,125億33百万円 | +7.3% | | 資本金 | 86億12百万円 | 0.0% | | 利益剰余金 | 988億77百万円 | +7.5% | | その他の包括利益累計額 | 147億65百万円 | +58.1% | | 純資産合計 | 1,265億8百万円 | +7.9% | | 負債純資産合計 | 1,934億75百万円 | +7.8% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は65.1%と高い水準を維持し、財務の健全性は良好です。流動比率は263.4%、当座比率は198.7%と、短期的な支払能力も十分です。資産増加の主な要因は、有形固定資産の増加(105億91百万円)と商品及び製品の増加(18億74百万円)です。負債増加の主な要因は、リース債務の増加(39億25百万円)です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 1,428億54百万円 +17.5% 100.0%
売上原価 610億72百万円 +19.4% 42.7%
売上総利益 817億81百万円 +14.1% 57.2%
販売費及び一般管理費 731億27百万円 +16.0% 51.2%
営業利益 86億54百万円 +39.9% 6.1%
営業外収益 63億円 +0.2% 4.4%
営業外費用 45億2百万円 +19.1% 3.2%
経常利益 88億32百万円 +36.3% 6.2%
特別利益 5億3百万円 -91.5% 0.4%
特別損失 42億5百万円 +53.6% 3.0%
税引前当期純利益 84億59百万円 +23.4% 5.9%
法人税等 28億24百万円 +30.8% 2.0%
当期純利益 56億35百万円 +20.7% 3.9%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は6.1%と前年同期比で1.4ポイント改善しました。ただし、粗利益率は57.2%と前年同期比で0.7ポイント低下し、食材価格上昇の影響が顕著です。販管費率は51.2%と前年同期比で0.8ポイント上昇し、人件費や広告宣伝費の増加が影響しています。ROE(自己資本利益率)は4.5%と前年同期比で0.8ポイント改善しました。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 140億54百万円(前年同期比+24.9%)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 98億91百万円(前年同期比+5.6%)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 67億28百万円(前年同期比+7.2%)
  • フリーキャッシュフロー: 41億63百万円

6. 今後の展望

2026年8月期通期業績予想は、売上高2,970億円(前期比+15.7%)、営業利益1,820億円(前期比+17.4%)、経常利益1,830億円(前期比+15.8%)、当期純利益1,180億円(前期比+5.7%)と、増収増益を見込んでいます。ただし、食材価格上昇の影響で粗利益率が低下し、営業利益予想を前回予想から800億円下方修正しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 「日本」セグメントが売上高961億24百万円、営業利益33億67百万円と好調。「豪州」セグメントは売上高61億52百万円、営業利益2億1百万円。「アジア」セグメントは売上高467億30百万円、営業利益51億29百万円。
  • 配当方針: 年間60円(第2四半期末配当30円、期末配当30円)を予定。
  • 株主還元施策: 自己株式取得を継続。
  • M&Aや大型投資: 新規出店を継続的に進め、海外展開を加速。
  • 人員・組織変更: QRコード注文システムの全店舗導入完了、商品関連部門の組織変更によるサプライチェーン構築強化。

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