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更新: 2026-04-09 16:00:00
決算 2026-04-09T16:00

2026年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社スリーエフ (7544)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社スリーエフ(東証7544)の2026年2月期連結決算は、売上高と利益が大幅に増加し、好調な業績を記録しました。ローソン・スリーエフ事業の好調が主な要因で、AIを活用した発注システム「AI.CO」の導入や独自商品の強化が奏功しました。2027年2月期は売上高が横ばいながら、利益は減少を見込んでおり、コスト上昇への対応が課題となっています。

2. 業績結果

【2026年2月期】 【2025年2月期】 【前期比】 営業総収入 15,084 13,916 +8.4% 営業利益 1,414 998 +41.8% 経常利益 1,428 1,004 +42.3% 親会社株主に帰属する当期紏利益 382 289 +31.9% 1株当たり当期純利益 50.45円 38.24円 +31.9% 配当金 18円 10円 +80.0%

【業績結果に対するコメント】 ローソン・スリーエフ事業が好調で、AIを活用した発注システム導入により在庫管理が最適化され、廃棄ロスが削減されたことが利益増加に寄与。また、独自商品である「やきとり」や「ドリア」の販売が好調で、客単価の上昇にもつながりました。一方で、人件費や水道光熱費などの店舗運営コストは持続的に上昇しており、コスト管理が課題となっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 5,113 | +12.7% | | 現金及び預金 | 4,768 | +14.7% | | 商品 | 123 | +33.7% | | その他 | 222 | +4.7% | | 固定資産 | 644 | +2.4% | | 有形固定資産 | 357 | -0.3% | | 投資その他の資産 | 287 | +6.7% | | 資産合計 | 5,758 | +12.6% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 905 | +13.3% | | 未払法人税等 | 177 | +24.0% | | 未払消費税等 | 53 | +11.8% | | その他 | 675 | +10.4% | | 固定負債 | 0 | 0.0% | | 負債合計 | 905 | +13.3% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 4,853 | +9.3% | | 資本金 | 2,000 | 0.0% | | 利益剰余金 | 2,853 | +10.2% | | その他の包括利益累計額 | 0 | 0.0% | | 純資産合計 | 4,853 | +9.3% | | 負債純資産合計 | 5,758 | +12.6% |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は71.9%と高く、財務基盤は安定しています。流動比率は565.7%と高水準で、短期的な支払い能力に問題はありません。資産構成を見ると、現金及び預金が全体の82.8%を占めており、キャッシュリッチな状態です。負債はほぼ横ばいで、純資産が増加したことで、総資産も増加しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収入) 15,084 +8.4% 100.0%
売上原価 11,460 +6.2% 76.0%
売上総利益 3,624 +13.7% 24.0%
販売費及び一般管理費 2,210 +9.8% 14.7%
営業利益 1,414 +41.8% 9.4%
営業外収益 14 +40.0% 0.1%
営業外費用 0 0.0% 0.0%
経常利益 1,428 +42.3% 9.5%
特別利益 0 0.0% 0.0%
特別損失 0 0.0% 0.0%
税引前当期純利益 1,428 +42.3% 9.5%
法人税等 1,046 +42.3% 6.9%
当期純利益 382 +31.9% 2.5%

【損益計算書に対するコメント】 売上総利益率は24.0%と前期の22.8%から改善し、収益性が向上しました。販売費及び一般管理費率は14.7%と前期の15.0%から低下し、コスト管理が進んでいます。営業利益率は9.4%と前期の7.2%から大幅に改善し、収益性の向上が顕著です。ROE(自己資本利益率)は7.9%と前期の7.7%から改善し、株主資本の効率的な活用が進んでいます。

5. キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは10億90百万円の収入(前期比5億70百万円増加)、投資活動によるキャッシュ・フローは3百万円の支出(前期比37百万円減少)、財務活動によるキャッシュ・フローは4億75百万円の支出(前期比78百万円増加)でした。フリーキャッシュフローは10億87百万円の収入となり、財務体質の改善が進んでいます。

6. 今後の展望

2027年2月期は売上高151億円(前期比0.1%増)、営業利益13億30百万円(前期比6.0%減)、経常利益13億40百万円(前期比6.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億円(前期比21.5%減)を見込んでいます。店舗運営コストの継続的な上昇等を勘案し、利益面では減少を見込んでいます。中期経営計画(2021年2月期~2027年2月期)は概ね着実に推移しており、2026年2月期において、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の数値目標を当初計画より1年前倒しで達成しました。現計画の最終年度となる2027年2月期は、これまでの投資を確実な成果(リターン)へと繋げる「収穫期」と位置付けています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:ローソン・スリーエフ事業が全体の売上高の99.9%を占め、好調に推移
  • 配当方針:株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付け、2027年2月期につきましては、配当予想を中間9円、期末9円、年間合計18円としています
  • 株主還元施策:配当性向35.7%と前期の26.2%から上昇し、株主還元に積極的
  • M&Aや大型投資:記載なし
  • 人員・組織変更:記載なし

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