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更新: 2026-04-06 18:00:00
決算 2026-04-06T18:00

2026年3月期 決算短信[日本基準](連結)

株式会社アドヴァングループ (7463)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社アドヴァングループ(以下、当社)は、2026年3月期決算において売上高が前期比8.0%減の17,036百万円となり、減収となった。営業利益も同29.1%減の2,232百万円と大幅な減益となった。しかし、為替予約評価益の計上により経常利益は同38.4%増の12,126百万円、当期純利益は同34.1%増の8,063百万円と増益を達成した。自己資本比率は71.5%と高い財務健全性を維持しており、株主還元にも積極的である。

2. 業績結果

【売上高】17,036百万円(前期比8.0%減) 【営業利益】2,232百万円(同29.1%減) 【経常利益】12,126百万円(同38.4%増) 【当期純利益】8,063百万円(同34.1%増) 【EPS】235.43円 【配当金】期末配当80円(普通配当20円、特別配当60円)

業績結果に対するコメント: 売上高の減少は、建設現場における慢性的な技能者不足による施工体制への影響から、一部の大型案件において工期の遅延や着工のずれ込み等が発生したことが主な要因。営業利益の減少は、高水準で推移する仕入コスト増と、在庫の健全化を進めたことによる棚卸資産廃棄損の計上が影響した。しかし、為替予約評価益の計上により経常利益と当期純利益は増益を達成した。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 19,532 | -8,331 | | 現金及び預金 | 8,266 | -7,799 | | 受取手形及び売掛金 | 5,156 | -1,541 | | 棚卸資産 | 2,206 | -194 | | その他 | 804 | 88 | | 固定資産 | 64,711 | 12,281 | | 有形固定資産 | 37,677 | 1,068 | | 無形固定資産 | 76 | -13 | | 投資その他の資産 | 26,957 | 12,227 | | 資産合計 | 84,243 | 3,950 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 8,203 | -731 | | 支払手形及び買掛金 | 1,013 | -46 | | 短期借入金 | 3,344 | -308 | | その他 | 3,846 | -377 | | 固定負債 | 15,769 | -2,726 | | 長期借入金 | 15,055 | -3,344 | | その他 | 714 | 18 | | 負債合計 | 23,972 | -2,457 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 58,380 | 4,996 | | 資本金 | 12,500 | 0 | | 利益剰余金 | 51,706 | 5,014 | | その他の包括利益累計額 | 1,892 | 1,403 | | 純資産合計 | 60,271 | 6,408 | | 負債純資産合計 | 84,243 | 3,950 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は71.5%と高い水準を維持しており、財務健全性は良好。流動比率は238.1%、当座比率は183.7%と短期的な支払い能力も十分。資産構成では固定資産の増加が目立ち、特に投資有価証券の増加が大きい。負債構成では長期借入金の減少が顕著で、有利子負債の圧縮に成功している。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 17,036 -8.0% 100.0%
売上原価 14,804 -5.8% 86.9%
売上総利益 2,232 -15.2% 13.1%
販売費及び一般管理費 0 0.0% 0.0%
営業利益 2,232 -29.1% 13.1%
営業外収益 9,894 103.8% 58.1%
営業外費用 -2,000 -33.3% -11.7%
経常利益 12,126 38.4% 71.2%
特別利益 0 0.0% 0.0%
特別損失 0 0.0% 0.0%
税引前当期純利益 12,126 38.4% 71.2%
法人税等 4,063 38.4% 23.9%
当期純利益 8,063 34.1% 47.3%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は13.1%と前期の17.0%から低下したが、経常利益率は71.2%と大幅に改善した。これは為替予約評価益の計上によるもので、営業利益の減少を補った形。売上原価率は86.9%と前期の83.2%から上昇し、原価管理の改善が課題。販管費比率は0%と異常値だが、詳細な内訳が不明なためコメントは控える。

5. キャッシュフロー

【営業活動によるキャッシュフロー】4,984百万円(前年同期比3,094百万円増) 【投資活動によるキャッシュフロー】-3,158百万円(同4,344百万円減) 【財務活動によるキャッシュフロー】-6,716百万円(同5,073百万円減) 【フリーキャッシュフロー】1,826百万円

6. 今後の展望

次期(2027年3月期)の業績予想は、売上高18,500百万円(前期比8.6%増)、営業利益2,800百万円(同25.4%増)としている。しかし、為替評価損益の見通しが難しいことから、経常利益と当期純利益の予想は記載していない。国内経済は底堅い推移が期待される一方、物価高の長期化や金融政策正常化に伴う金利上昇への懸念が続いており、先行きは極めて見通しづらい状況。当社グループは経営基盤の強化を図るとともに、無駄をなくし合理的な経営を推し進め、業績向上に努める方針。

7. その他の重要事項

【セグメント別業績】記載なし 【配当方針】安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、株主の皆様への利益還元を重要項目の一つと位置付け、業績や財務状況などを勘案しながら、積極的に株主還元に努め、PBRの向上を意識した経営に努める。 【配当金】期末配当80円(普通配当20円、特別配当60円) 【株主還元施策】自己株式の取得と消却 【M&Aや大型投資】記載なし 【人員・組織変更】新入社員の積極採用や昇給・昇格といった戦略的な人への投資を進めつつ、組織のスリム化による人件費削減を実行。

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)

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