2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社Enjin (7370)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社Enjin
【決算評価】 決算評価: 悪い
【簡潔な要約】 株式会社Enjin(7370)は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高が前年同期比21.4%減の1,560百万円、営業利益が同69.6%減の150百万円、経常利益が同64.3%減の176百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同65.8%減の102百万円となった。PRコンサルティングサービスとメディアプラットフォームサービスの両セグメントで大幅な減収減益となり、特にメディアプラットフォームサービスではセグメント損失を計上した。通期業績予想も売上高が前期比10.9%減、各利益段階が50%超の減益となる見通しで、業績回復の道筋は厳しい状況にある。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社Enjin(7370)は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高が前年同期比21.4%減の1,560百万円、営業利益が同69.6%減の150百万円、経常利益が同64.3%減の176百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同65.8%減の102百万円となった。PRコンサルティングサービスとメディアプラットフォームサービスの両セグメントで大幅な減収減益となり、特にメディアプラットフォームサービスではセグメント損失を計上した。通期業績予想も売上高が前期比10.9%減、各利益段階が50%超の減益となる見通しで、業績回復の道筋は厳しい状況にある。
2. 業績結果
- 売上高(営業収益): 1,560百万円(前年同期比△21.4%)
- 営業利益: 150百万円(前年同期比△69.6%)
- 経常利益: 176百万円(前年同期比△64.3%)
- 当期純利益: 102百万円(前年同期比△65.8%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 14.54円(前年同期比△56.9%)
- 配当金: 第3四半期末配当20円(年間配当予想40円)
業績結果に対するコメント: 売上高は前年同期比21.4%の大幅減少となり、営業利益は同69.6%の大幅減益となった。主な要因は、PRコンサルティングサービスで売上計上時期のずれ込み、メディアプラットフォームサービスで新規営業活動の縮小による影響等である。特にメディアプラットフォームサービスではセグメント損失を計上し、収益性の改善が急務となっている。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,120,044 | △27.1% | | 現金及び預金 | 2,363,713 | △42.8% | | 受取手形及び売掛金 | 50,987 | △15.7% | | 棚卸資産 | 13,978 | +12.1% | | その他 | 372,693 | +10,595.1% | | 固定資産 | 1,962,626 | +146.9% | | 有形固定資産 | 107,842 | -35.6% | | 無形固定資産 | 98,597 | -16.3% | | 投資その他の資産 | 1,756,187 | +244.0% | | 資産合計 | 5,082,671 | -4.2% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 729,661 | +15.0% | | 支払手形及び買掛金 | 38,042 | +4.4% | | 短期借入金 | - | - | | その他 | 691,619 | +16.4% | | 固定負債 | 5,164 | -79.1% | | 長期借入金 | - | - | | その他 | 5,164 | -79.1% | | 負債合計 | 734,826 | +11.5% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 4,335,617 | -6.9% | | 資本金 | 905,856 | +0.1% | | 利益剰余金 | 2,899,201 | -12.2% | | その他の包括利益累計額 | 1,724 | +310.3% | | 純資産合計 | 4,347,844 | -6.4% | | 負債純資産合計 | 5,082,671 | -4.2% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は85.3%と高い水準を維持しているが、前期末の87.4%から低下している。流動比率は428.4%、当座比率は325.1%と安全性は高い。資産面では投資有価証券の大幅増加(+1,223,465百万円)が目立ち、負債面では顧客からの前受金の増加(+249,061百万円)が主な変動要因となっている。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 1,560,127 | △21.4% | 100.0% |
| 売上原価 | 296,666 | △16.4% | 19.0% |
| 売上総利益 | 1,263,460 | △22.5% | 81.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,113,341 | △1.2% | 71.4% |
| 営業利益 | 150,119 | △69.6% | 9.6% |
| 営業外収益 | 39,796 | +92.3% | 2.6% |
| 営業外費用 | 13,403 | +25.3% | 0.9% |
| 経常利益 | 176,512 | △64.3% | 11.3% |
| 特別利益 | 1,225 | - | 0.1% |
| 特別損失 | 43,973 | - | 2.8% |
| 税引前当期純利益 | 133,764 | △71.6% | 8.6% |
| 法人税等 | 31,583 | +93.3% | 2.0% |
| 当期純利益 | 102,316 | △65.8% | 6.6% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は9.6%(前年同期は24.9%)と大幅に低下し、収益性の悪化が顕著である。販売費及び一般管理費は前年同期比でほぼ横ばいながら、売上高の減少により費用率が上昇(71.4%→55.2%)。特別損失として減損損失43,973百万円を計上し、固定資産の減損が業績を押し下げた。
5. キャッシュフロー
記載なし
6. 今後の展望
- 2026年5月期通期業績予想: 売上高2,600百万円(前期比△10.9%)、営業利益400百万円(前期比△52.4%)、経常利益425百万円(前期比△49.6%)、当期純利益278百万円(前期比△48.4%)
- 中期経営計画や戦略: 不動産事業への参入を新たな成長領域として位置付け、安定的な収益基盤の構築を目指す
- リスク要因: 売上計上時期のずれ込み、新規営業活動の縮小、メディアプラットフォームサービスの収益性改善
- 成長機会: 不動産事業への参入、既存顧客基盤との親和性を活かした新規事業展開
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: PRコンサルティングサービス(売上高1,407,904百万円、セグメント利益200,969百万円)、メディアプラットフォームサービス(売上高152,223百万円、セグメント損失50,849百万円)
- 配当方針: 年間配当予想40円(前期実績38円)
- 株主還元施策: 配当性向の維持・向上
- M&Aや大型投資: 株式会社クロスロード(不動産事業)および株式会社田辺観光バス(観光事業)の株式取得による子会社化
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)