2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社オービーシステム (5576)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社オービーシステム
【決算評価】 決算評価: 良い
【簡潔な要約】 株式会社オービーシステムは、2026年3月期に売上高8,655百万円(前期比12.6%増)、営業利益672百万円(同19.5%増)、経常利益728百万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益601百万円(同23.9%増)を達成しました。4つのサービスライン全てで増収を達成し、特に金融事業が14.1%増と好調でした。ただし、積極的な採用に伴う人件費増加やM&A関連費用の増加により、営業利益率は7.8%と前期から低下しました。2027年3月期は売上高10,000百万円、営業利益835百万円を予想しています。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社オービーシステム(5576)の2026年3月期連結決算は、売上高8,655百万円(前年同期比12.6%増)と増収を達成しました。4つのサービスライン(金融事業、産業流通事業、社会公共事業、ITイノベーション事業)全てで増収を達成し、特に金融事業が14.1%増と好調でした。利益面では、営業利益672百万円(同19.5%増)、経常利益728百万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益601百万円(同23.9%増)と増益を達成しました。ただし、積極的な採用に伴う人件費増加やM&A関連費用の増加により、営業利益率は7.8%と前期から低下しました。
2. 業績結果
【売上高】8,655百万円(前年同期比12.6%増) 【営業利益】672百万円(同19.5%増) 【経常利益】728百万円(同19.2%増) 【当期純利益】601百万円(同23.9%増) 【EPS】259.43円 【配当金】105円(年間)
業績結果に対するコメント: - 売上高は4つのサービスライン全てで増収を達成。特に金融事業が14.1%増と好調。 - 利益面では増益を達成したが、営業利益率は7.8%と前期から低下。積極的な採用に伴う人件費増加やM&A関連費用の増加が影響。 - 政策保有株式の縮減等による投資有価証券売却益118,598千円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は増益。
3. 貸借対照表
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,834 | △103 | | 現金及び預金 | 2,292 | △347 | | 受取手形及び売掛金 | 1,426 | +245 | | その他 | 92 | +25 | | 固定資産 | 3,786 | +1,252 | | 有形固定資産 | 26 | +1 | | 無形固定資産 | 1,037 | +698 | | 投資その他の資産 | 2,723 | +557 | | 資産合計 | 7,620 | +1,149 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,239 | +187 | | 支払手形及び買掛金 | 42 | +43 | | 短期借入金 | 98 | +98 | | その他 | 1,099 | +46 | | 固定負債 | 683 | +377 | | 長期借入金 | 174 | +174 | | その他 | 509 | +203 | | 負債合計 | 1,922 | +564 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 5,699 | +585 | | 資本金 | 2,000 | ±0 | | 利益剰余金 | 3,592 | +393 | | その他有価証券評価差額金 | 141 | +141 | | 純資産合計 | 5,699 | +585 | | 負債純資産合計 | 7,620 | +1,149 |
貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率は74.8%(前期79.0%)と依然高水準を維持。 - 流動比率は3,097%と安全性は高い。 - 資産面では投資有価証券、のれん、顧客関連資産の増加が目立つ。 - 負債面では長期借入金、繰延税金負債、退職給付に係る負債の増加が目立つ。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 8,656 | +12.6% | 100.0% |
| 売上原価 | 7,984 | +11.8% | 92.2% |
| 売上総利益 | 672 | +13.0% | 7.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 5,992 | +12.4% | 69.2% |
| 営業利益 | 672 | +19.5% | 7.8% |
| 営業外収益 | 56 | +100.0% | 0.6% |
| 営業外費用 | 0 | ±0% | 0.0% |
| 経常利益 | 728 | +19.2% | 8.4% |
| 特別利益 | 119 | +100.0% | 1.4% |
| 特別損失 | 0 | ±0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 847 | +16.7% | 9.8% |
| 法人税等 | 246 | +16.7% | 2.8% |
| 当期純利益 | 601 | +23.9% | 6.9% |
損益計算書に対するコメント: - 売上高営業利益率は7.8%と前期から低下。積極的な採用に伴う人件費増加やM&A関連費用の増加が影響。 - 販売費及び一般管理費は12.4%増加。人件費やM&A関連費用の増加が寄与。 - 営業外収益は投資有価証券売却益の計上により100.0%増加。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 329百万円
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 146百万円
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: -272百万円
- フリーキャッシュフロー: 183百万円
6. 今後の展望
- 2027年3月期は売上高10,000百万円、営業利益835百万円を予想。
- DX関連事業を成長の柱とした中期経営計画を推進。
- 取引先の拡大・システム開発力/人材の一層の強化、R&D・業務提携拡大による事業拡大の加速、資本業務提携(M&A)による事業拡大のさらなる推進を成長アクションとして掲げる。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 4つのサービスライン全てで増収を達成。
- 配当方針: 配当性向40.5%、配当金総額244百万円。
- 株主還元施策: 配当金の増配(50円→55円)。
- M&Aや大型投資: 2026年3月期に株式会社グリーンキャットを子会社化。
- 人員・組織変更: 新卒採用を中心とした採用活動を継続(年間40~50名程度の新卒採用継続)。