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更新: 2026-04-10 15:00:00
決算 2026-04-10T15:00

2026年11月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

川崎地質株式会社 (4673)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

川崎地質株式会社(東証コード: 4673)は、2026年11月期第1四半期において、売上高が前年同期比30.5%増の28億5,663万円、営業利益が1,185.8%増の6億6,969万円と大幅な増収増益を達成しました。これは、第74期に受注した大型案件の追加コスト発生リスクが解消し、売上高および利益が例年に比して大きく計上されたことが主な要因です。第1四半期としては異例の高い利益率を記録し、通期業績予想の上方修正につながる強いスタートとなりました。

2. 業績結果

【数値比較】 - 売上高: 28億5,663万円(前年同期比30.5%増) - 営業利益: 6億6,969万円(前年同期比1,185.8%増) - 経常利益: 6億7,513万円(前年同期比848.0%増) - 当期純利益: 4億5,319万円(前年同期比1,120.5%増) - EPS: 519.43円(前年同期比1,120.5%増)

【業績結果に対するコメント】 第1四半期としては異例の高い利益率を記録しました。第74期に受注した大型案件の追加コスト発生リスクが解消した結果、売上高および利益が例年に比して大きく計上されました。これにより、四半期ごとの業績構成に一時的な変動が生じていますが、通期業績予想の上方修正につながる強いスタートとなりました。地質調査、土質調査を中心に環境・防災・海洋調査業務等を行い、これらに関連する測量、建設計画、設計等の業務および工事を営む単一事業の企業集団として、80年以上に亘って培ってきた技術を活かした調査、点検、診断、解析、対策工法検討・設計等の維持管理業務や予防保全業務に注力しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 797.45 | -2.9% | | 現金及び預金 | 147.94 | +34.9% | | 完成調査未収入金及び契約資産 | 579.18 | -7.0% | | 未成調査支出金 | 65.39 | +12.0% | | その他 | 5.03 | -27.7% | | 固定資産 | 392.50 | +4.8% | | 有形固定資産 | 267.64 | +0.2% | | 無形固定資産 | 11.12 | +895.5% | | 投資その他の資産 | 113.73 | +3.8% | | 資産合計 | 1,189.95 | -0.5% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 555.84 | -6.1% | | 調査未払金 | 44.49 | -47.6% | | 短期借入金 | 372.00 | +20.0% | | その他 | 37.40 | -62.8% | | 固定負債 | 71.86 | -2.1% | | 長期借入金 | 9.71 | -1.0% | | その他 | 5.39 | +1.0% | | 負債合計 | 627.70 | -6.2% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 562.25 | +7.4% | | 資本金 | 81.99 | ±0.0% | | 利益剰余金 | 404.34 | +10.0% | | その他の包括利益累計額 | 45.88 | +3.0% | | 純資産合計 | 562.25 | +7.4% | | 負債純資産合計 | 1,189.95 | -0.5% |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は47.2%と前期末の43.9%から改善し、財務基盤は安定しています。流動比率は143.4%と短期的な支払い能力は十分です。資産構成では完成調査未収入金及び契約資産が資産全体の約48.7%を占め、受注残高の多さが特徴です。負債面では短期借入金が増加していますが、これは業績拡大に伴う運転資金需要の増加と考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 285.66 +30.5% 100.0%
売上原価 163.67 +1.9% 57.3%
売上総利益 121.97 +1,085.3% 42.7%
販売費及び一般管理費 55.00 +3.4% 19.3%
営業利益 66.97 +1,185.8% 23.5%
営業外収益 2.62 -10.7% 0.9%
営業外費用 2.07 +98.0% 0.7%
経常利益 67.51 +848.0% 23.7%
税引前当期純利益 67.51 +848.0% 23.7%
法人税等 22.19 +549.7% 7.8%
当期純利益 45.32 +1,120.5% 15.9%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は23.5%と前年同期の2.4%から大幅に改善しました。売上総利益率も42.7%と高い水準を維持しています。販売費及び一般管理費の増加はあるものの、売上高の伸びに比べて抑制されており、収益性の改善に寄与しています。営業外費用の増加は金利上昇に伴う支払利息の増加が主な要因ですが、営業利益の大幅増により吸収されています。

5. キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。ただし、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費は4,076.6万円でした。

6. 今後の展望

2026年11月期通期業績予想は、売上高10,500百万円(前期比△17.4%)、営業利益1,000百万円(前期比+50.2%)、経常利益1,060百万円(前期比+43.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益740百万円(前期比+19.3%)としています。第1四半期の好調なスタートを受け、通期業績予想の上方修正が期待されます。国土強靭化推進業務をはじめとする自然災害・防災関連等の業務、道路・下水道維持管理をはじめとするインフラメンテナンス業務、再生可能エネルギーや海洋資源開発等の関連業務に全社員協力一致のもと取り組んでいく方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 単一事業の企業集団であるため記載を省略
  • 配当方針: 年間配当金は120円を予定(第1四半期末配当は25円)
  • 株主還元施策: 配当性向の維持・向上を目指す
  • M&Aや大型投資: 2026年2月に株式会社名桜土質測量設計の株式を取得し、連結の範囲に含めた
  • 人員・組織変更: 記載なし

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円、億円など)

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