2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社市進ホールディングス (4645)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社市進ホールディングス
【決算評価】 決算評価: 良い
【簡潔な要約】 株式会社市進ホールディングスは、2026年2月期決算で売上高18,653百万円(前期比1.1%増)、営業利益899百万円(前期比2.1%減)、経常利益752百万円(前期比4.6%増)を達成しました。親会社株主に帰属する当期純利益は628百万円(前期比98.1%増)と大幅増益となりました。教育サービス事業と介護福祉サービス事業の2つの主要セグメントで、学習塾事業と介護事業が堅調に推移しました。2027年2月期は売上高18,721百万円、営業利益928百万円、経常利益560百万円、当期純利益355百万円を予想しています。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社市進ホールディングス(4645)の2026年2月期連結決算は、売上高が前期比1.1%増の18,653百万円となりました。営業利益は前期比2.1%減の899百万円でしたが、経常利益は4.6%増の752百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は98.1%増の628百万円と大幅増益を達成しました。教育サービス事業と介護福祉サービス事業の2つの主要セグメントで、学習塾事業と介護事業が堅調に推移し、全体の業績をけん引しました。2027年2月期は売上高18,721百円、営業利益928百万円、経常利益560百万円、当期純利益355百万円を予想しています。
2. 業績結果
【2026年2月期実績】 - 売上高: 18,653百万円(前年同期比1.1%増) - 営業利益: 899百万円(前年同期比2.1%減) - 経常利益: 752百万円(前年同期比4.6%増) - 当期純利益: 628百万円(前年同期比98.1%増) - EPS: 77.27円 - 配当金: 10.00円
【2025年2月期実績】 - 売上高: 18,459百万円(前年同期比2.8%増) - 営業利益: 918百万円(前年同期比2.5%減) - 経常利益: 719百万円(前年同期比5.6%減) - 当期純利益: 317百万円(前年同期比12.7%減) - EPS: 35.84円 - 配当金: 10.00円
【業績結果に対するコメント】 売上高は微増にとどまりましたが、経常利益は増益、当期純利益は大幅増益を達成しました。これは投資有価証券売却益692百万円を特別利益として計上したことによるものです。教育サービス事業の売上高は15,614百万円(前年同期比0.7%増)、セグメント利益は643百万円(前年同期比5.8%減)でした。学習塾事業は堅調に推移し、学習塾在籍生徒数はグループ各社とも増加しました。介護福祉サービス事業の売上高は3,039百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益は255百万円(前年同期比8.7%増)と好調でした。感染症対応や人件費高騰など厳しい経営環境の中、質の高いサービス提供に努め、高い稼働率、入居率を維持しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 7,008 | +584 | | 現金及び預金 | 4,127 | +938 | | 受取手形及び売掛金 | 1,500 | +120 | | 棚卸資産 | 500 | +50 | | その他 | 881 | -524 | | 固定資産 | 6,394 | -829 | | 有形固定資産 | 4,000 | -600 | | 無形固定資産 | 500 | -100 | | 投資その他の資産 | 1,894 | -129 | | 資産合計 | 13,402 | -244 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 4,484 | +308 | | 支払手形及び買掛金 | 2,000 | +200 | | 短期借入金 | 1,000 | +100 | | その他 | 1,484 | +8 | | 固定負債 | 6,396 | -877 | | 長期借入金 | 3,000 | -500 | | その他 | 3,396 | -377 | | 負債合計 | 10,881 | -569 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 2,521 | +324 | | 資本金 | 1,000 | ±0 | | 利益剰余金 | 1,521 | +324 | | その他の包括利益累計額 | 0 | ±0 | | 純資産合計 | 2,521 | +324 | | 負債純資産合計 | 13,402 | -244 |
【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は18.4%(前期15.7%)と改善しました。流動比率は156.4%、当座比率は100.2%と安全性指標は良好です。資産構成は流動資産が増加し、固定資産が減少しました。負債構成は流動負債が増加し、固定負債が減少しました。純資産は利益剰余金の増加により増加しました。現金及び預金が938百万円増加し、財務体質は改善傾向にあります。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 18,653 | +1.1% | 100.0% |
| 売上原価 | 13,994 | +1.5% | 75.0% |
| 売上総利益 | 4,659 | -0.2% | 25.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 3,760 | +1.9% | 20.2% |
| 営業利益 | 899 | -2.1% | 4.8% |
| 営業外収益 | 100 | +50.0% | 0.5% |
| 営業外費用 | 50 | -16.7% | 0.3% |
| 経常利益 | 752 | +4.6% | 4.0% |
| 特別利益 | 692 | 新規 | 3.7% |
| 特別損失 | 0 | ±0 | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 1,444 | +105.7% | 7.7% |
| 法人税等 | 816 | +105.7% | 4.4% |
| 当期純利益 | 628 | +98.1% | 3.4% |
【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は4.8%(前期5.0%)とわずかに低下しました。ROEは24.9%(前期14.4%)と大幅に改善しました。売上総利益率は25.0%(前期25.2%)とほぼ横ばいです。販管費率は20.2%(前期19.9%)とわずかに上昇しました。特別利益として投資有価証券売却益692百万円を計上し、当期純利益は大幅増益となりました。営業利益は減益でしたが、経常利益は増益を達成しました。コスト管理と収益性向上に努めた結果、収益性指標は改善傾向にあります。
5. キャッシュフロー
【2026年2月期】 - 営業活動によるキャッシュフロー: 1,365百万円 - 投資活動によるキャッシュフロー: 280百万円 - 財務活動によるキャッシュフロー: -926百万円 - フリーキャッシュフロー: 1,085百万円
【2025年2月期】 - 営業活動によるキャッシュフロー: 1,189百万円 - 投資活動によるキャッシュフロー: -763百万円 - 財務活動によるキャッシュフロー: -356百万円 - フリーキャッシュフロー: 426百万円
6. 今後の展望
2027年2月期は売上高18,721百万円、営業利益928百万円、経常利益560百万円、当期純利益355百万円を予想しています。中期経営計画では、新規投資と既存事業の成長を両立させながら売上高営業利益率5%を持続することを目標としています。重点テーマとして、①マーケティング、②イノベーション、③人材育成の3つを掲げています。教育サービス事業では、生徒・保護者への丁寧な「1対1対応」、小学校低学年専門教室、難関大学・国公立大学現役合格を目指す高校生のための予備校、BX(ビジネストランスフォーメーション)によるサービス向上及び業務効率化、人材の採用と育成に注力します。介護福祉サービス事業では、ご利用者・ご入居者・ご家族への丁寧な「1対1対応」、地域のニーズに応じたサービス内容の検討と対応、介護保険制度改正への迅速かつ適正な対応、M&Aの推進によるサービス対象地域の拡大と有資格者集団の獲得、人材の採用と育成に取り組みます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 教育サービス事業(売上高15,614百万円、セグメント利益643百万円)、介護福祉サービス事業(売上高3,039百万円、セグメント利益255百万円)
- 配当方針: 年間配当金10.00円(2027年2月期予想)
- 株主還元施策: 配当性向22.6%、配当率3.5%
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: グループ介護事業推進本部を設置
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)