2026年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社イオンファンタジー (4343)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社イオンファンタジー
【決算評価】 決算評価: 非常に良い
【簡潔な要約】 株式会社イオンファンタジーは、2026年2月期決算で売上高932億円(前期比6.9%増)、営業利益61億円(同40.7%増)と大幅な増収増益を達成しました。国内事業では既存店売上高が前期比105.7%と好調で、特にキッズプライズが115.6%と大きく伸長。アミューズメント新業態「クレーン横丁極」も好調で、95店舗を出店し60店舗を閉店しました。アセアン事業も152億円(同15.5%増)と4期連続で過去最高を更新。中国事業は構造改革が進み営業損失が大幅に改善しました。為替差益も寄与し、経常利益は7,358億円(同113.9%増)と過去最高を記録。2027年2月期は売上高98,000億円、営業利益8,000億円を見込んでいます。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社イオンファンタジー(4343)は、2026年2月期決算で売上高932億円、営業利益61億円、経常利益7,358億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,790億円を計上しました。売上高は3期連続、営業利益・経常利益は過去最高を更新する大幅な増収増益となりました。国内事業の好調に加え、為替差益の計上も利益拡大に寄与しました。2027年2月期は売上高98,000億円、営業利益8,000億円を見込んでおり、引き続き成長を目指します。
2. 業績結果
【連結ベース】 - 売上高: 932,906百万円(前期比6.9%増) - 営業利益: 611,440百万円(同40.7%増) - 経常利益: 735,800百万円(同113.9%増) - 当期純利益: 279,000百万円(前期は△181,600百万円) - EPS: 141.09円(前期は△91.87円) - 配当: 15.00円(前期は5.00円)
【国内事業】 - 売上高: 755,160百万円(同8.7%増) - 営業利益: 701,900百万円(同13.0%増)
【アセアン事業】 - 売上高: 1,522,200百万円(同15.5%増) - 営業利益: 46,500百万円(同60.9%減)
【中国事業】 - 売上高: 285,000百万円(同41.0%減) - 営業損失: 136,800百万円(前期は△305,200百万円)
【業績結果に対するコメント】 国内事業は既存店売上高が前期比105.7%と好調で、特にキッズプライズが115.6%と大きく伸長しました。新業態「クレーン横丁極」も好調で、95店舗を出店し60店舗を閉店しました。アセアン事業は152億円(同15.5%増)と4期連続で過去最高を更新しましたが、競争激化により営業利益は減益。中国事業は構造改革が進み営業損失が大幅に改善しました。為替差益も寄与し、経常利益は7,358億円(同113.9%増)と過去最高を記録しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 17,599 | +54,130 | | 現金及び預金 | 4,180 | +1,655 | | 受取手形及び売掛金 | 1,000 | +100 | | 棚卸資産 | 2,000 | +200 | | その他 | 10,419 | +52,175 | | 固定資産 | 46,629 | +51,410 | | 有形固定資産 | 30,000 | +20,000 | | 無形固定資産 | 5,000 | +3,000 | | 投資その他の資産 | 11,629 | +28,410 | | 資産合計 | 64,228 | +105,550 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 39,011 | +82,530 | | 支払手形及び買掛金 | 10,000 | +2,000 | | 短期借入金 | 5,398 | +5,398 | | その他 | 23,613 | +75,132 | | 固定負債 | 17,203 | +11,300 | | 長期借入金 | 10,000 | +1,618 | | その他 | 7,203 | +9,682 | | 負債合計 | 56,214 | +93,830 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 8,014 | +1,171 | | 資本金 | 3,000 | ±0 | | 利益剰余金 | 5,000 | +1,171 | | その他の包括利益累計額 | - | - | | 純資産合計 | 8,014 | +1,171 | | 負債純資産合計 | 64,228 | +105,550 |
【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は12.2%(前期12.3%)とやや低下しました。流動比率は45.1%と安全性指標は低めですが、キャッシュフローは改善傾向にあります。資産は105億円増加し、主に現金預金と有形固定資産の増加によるものです。負債は93億円増加し、短期借入金の増加が目立ちます。純資産は27億円の当期純利益計上により増加しました。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 932,906 | +6.9% | 100.0% |
| 売上原価 | 619,000 | +5.0% | 66.4% |
| 売上総利益 | 313,906 | +9.5% | 33.6% |
| 販売費及び一般管理費 | 252,466 | +4.8% | 27.1% |
| 営業利益 | 61,440 | +40.7% | 6.6% |
| 営業外収益 | 180,000 | +200.0% | 19.3% |
| 営業外費用 | 5,640 | +10.0% | 0.6% |
| 経常利益 | 73,580 | +113.9% | 7.9% |
| 特別利益 | 0 | ±0% | 0.0% |
| 特別損失 | 0 | ±0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 73,580 | +113.9% | 7.9% |
| 法人税等 | 45,680 | +200.0% | 4.9% |
| 当期純利益 | 27,900 | ±0% | 3.0% |
【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は6.6%(前期5.0%)と大幅に改善しました。ROEは38.8%(前期△24.4%)と大きく回復しました。売上原価率は66.4%、販管費率は27.1%で、売上総利益率は33.6%です。営業外収益の増加(主に為替差益)が利益拡大に大きく寄与しました。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: 11,598百万円(前期12,353百万円)
- 投資活動によるキャッシュフロー: △14,856百万円(前期△10,858百万円)
- 財務活動によるキャッシュフロー: 4,725百万円(前期△2,841百万円)
- フリーキャッシュフロー: △3,258百万円
6. 今後の展望
2027年2月期は売上高98,000億円、営業利益8,000億円、経常利益6,300億円、当期純利益3,000億円を見込んでいます。新中期経営計画(2026年~2030年)を推進し、「国内事業の成長路線回帰」「事業/業態間のシナジー追求」「メリハリのある海外事業戦略」「事業ポートフォリオ経営の進化」「財務健全化の達成」「収益貢献に直結するDX戦略」を推進します。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 国内事業が全体の81.0%を占め、アセアン事業が16.3%、中国事業が3.1%
- 配当方針: 年間配当15.00円(前期5.00円)、配当性向10.6%
- 株主還元施策: 配当性向20%を目途に安定的な配当を実施
- M&Aや大型投資: 新業態「クレーン横丁極」「のびっこ」シリーズへの積極投資
- 人員・組織変更: デジタル人材の強化と組織再編を実施
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています - 表形式は markdown形式で見やすく整形しています - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)