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更新: 2026-04-14 15:30:00
決算 2026-04-14T15:30

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社テラスカイ (3915)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社テラスカイ(東証コード: 3915)の2026年2月期連結決算は、売上高が前期比13.5%増の28,056百万円、営業利益が7.4%増の1,560百万円、経常利益が7.7%増の1,727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が54.4%増の1,572百万円となりました。クラウド市場におけるリーダーポジションを維持しながら、AIの活用や製品リリースを進め、質の高いサービス提供が可能な人材の確保と育成に注力した結果、グループ全体として安定的な高成長を継続しています。特に当期純利益の大幅増加は、前期に米国法人の解散や子会社の吸収合併によるコスト削減効果が寄与しています。

2. 業績結果

【連結ベース】 - 売上高: 28,056百万円(前年同期比13.5%増) - 営業利益: 1,560百万円(前年同期比7.4%増) - 経常利益: 1,727百万円(前年同期比7.7%増) - 当期純利益: 1,572百万円(前年同期比54.4%増) - EPS(潜在株式調整後): 121.81円 - 配当金: 16円/株(年間)

【業績結果に対するコメント】 売上高の増加は、主力のソリューション事業におけるSalesforce導入開発事業、SAPクラウド・マイグレーション事業、エンジニア派遣事業の拡大によるものです。製品事業においても「mitoco」シリーズのサブスクリプション売上が前年比で増加しました。営業利益率は5.6%と前期の5.9%から若干低下しましたが、これは製品事業における「mitoco ERP」等への積極投資が影響しています。当期純利益の大幅増加は、前期に実施した構造改革によるコスト削減効果が大きく寄与しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 14,643 | 19.1% | | 現金及び預金 | 8,265 | 26.9% | | 受取手形及び売掛金 | 4,196 | 15.7% | | 棚卸資産 | 1,082 | -10.4% | | その他 | 1,100 | 27.3% | | 固定資産 | 7,569 | 8.5% | | 有形固定資産 | 2,747 | 10.7% | | 無形固定資産 | 3,585 | 7.5% | | 投資その他の資産 | 1,237 | 5.0% | | 資産合計 | 22,212 | 14.1% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 3,245 | 15.7% | | 支払手形及び買掛金 | 1,922 | 18.8% | | 短期借入金 | 0 | 0.0% | | その他 | 1,323 | 9.1% | | 固定負債 | 0 | 0.0% | | 長期借入金 | 0 | 0.0% | | その他 | 0 | 0.0% | | 負債合計 | 3,245 | 15.7% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 14,967 | 16.4% | | 資本金 | 3,000 | 0.0% | | 利益剰余金 | 11,558 | 17.3% | | その他の包括利益累計額 | 0 | 0.0% | | 純資産合計 | 14,967 | 16.4% | | 負債純資産合計 | 22,212 | 14.1% |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は56.5%と前期の56.9%から若干低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。流動比率は451.2%と高い安全性を示しており、短期的な支払い能力に問題はありません。資産構成を見ると、現金及び預金が資産全体の37.2%を占め、財務の健全性がうかがえます。負債はほぼ変動がなく、固定負債がゼロであることから、有利子負債を抱えていない健全な財務状態であることが分かります。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 28,056 13.5% 100.0%
売上原価 17,996 14.2% 64.1%
売上総利益 10,060 12.3% 35.9%
販売費及び一般管理費 8,500 13.8% 30.3%
営業利益 1,560 7.4% 5.6%
営業外収益 167 -26.0% 0.6%
営業外費用 - - -
経常利益 1,727 7.7% 6.2%
特別利益 - - -
特別損失 - - -
税引前当期純利益 1,727 7.7% 6.2%
法人税等 155 -50.9% 0.6%
当期純利益 1,572 54.4% 5.6%

【損益計算書に対するコメント】 売上総利益率は35.9%と前期の36.2%から若干低下しましたが、販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は30.3%と前期の30.4%から改善しています。営業利益率は5.6%と前期の5.9%から低下しましたが、これは製品事業における積極的な投資が影響しています。経常利益率は6.2%と前期の8.5%から低下しましたが、これは営業外収益の減少が主な要因です。当期純利益率は5.6%と前期の8.5%から大幅に低下しましたが、これは前期に構造改革による特別利益を計上した反動によるものです。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 1,763百万円(前年同期比42.7%増)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: -106百万円(前年同期比90.9%改善)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 92百万円(前年同期比73.4%減)
  • フリーキャッシュフロー: 1,657百万円

【キャッシュフローに対するコメント】 営業活動によるキャッシュフローは、売上増加と利益改善に伴い前年比42.7%増加しました。投資活動によるキャッシュフローは、子会社株式の取得などにより前年の大幅なマイナスから大きく改善しました。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いにより前年比で減少しましたが、依然としてプラスを維持しています。

6. 今後の展望

2027年2月期の連結業績予想は、売上高34,349百万円(前期比22.4%増)、営業利益2,541百万円(前期比62.9%増)、経常利益2,628百万円(前期比52.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,526百万円(前期比△2.9%)としています。AIの活用や製品のリリースを進めながら、質の高いサービス提供が可能な人材の確保と育成に注力し、クラウド市場におけるリーダーポジションを維持する方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ソリューション事業(売上高26,021百万円、セグメント利益3,213百万円)、製品事業(売上高2,254百万円、セグメント損失126百万円)
  • 配当方針: 累進配当を志向しつつ、業績の推移や財務状況などを考慮しながら、安定的かつ継続的に適正な配当を行うことを基本方針としています
  • 株主還元施策: 2026年2月期は16円/株の配当を実施
  • M&Aや大型投資: 株式会社キットアライブを子会社化、量子コンピュータ関連の研究開発を加速
  • 人員・組織変更: 全Salesforceエンジニア社員をAIスペシャリストにアップスキリングする計画

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています - 表形式は markdown形式で見やすく整形しています - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)

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