2026年8月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](非連結)
株式会社農業総合研究所 (3541)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社農業総合研究所
【決算評価】 決算評価: 普通
【簡潔な要約】 株式会社農業総合研究所の2026年8月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比12.4%増の4,644百万円となったものの、営業損失17百万円、経常損失15百万円、中間純損失16百万円と利益面では苦戦しました。農家の直売所事業の売上は8.3%増加したものの、セグメント利益は6.5%減少。産直事業は売上が20.4%増加したものの、セグメント利益は63.1%減少しました。資産は140百万円減少、負債は124百万円減少、純資産は16百万円減少しました。通期業績予想は据え置かれています。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社農業総合研究所(東証3541)の2026年8月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比12.4%増の4,644百万円と増収を達成したものの、営業損失17百万円、経常損失15百万円、中間純損失16百万円と利益面では苦戦しました。農家の直売所事業と産直事業ともに売上は増加したものの、利益率の低下が目立ちます。資産・負債ともに減少し、純資産も減少しました。通期業績予想は据え置かれていますが、利益面での回復が課題となります。
2. 業績結果
- 売上高: 4,644百万円(前年同期比+12.4%)
- 営業利益: △17百万円(前年同期は+134百万円)
- 経常利益: △15百万円(前年同期は+139百万円)
- 当期純利益: △16百万円(前年同期は+87百万円)
- 1株当たり当期純利益: △0.75円
- 配当金: 無配(前年同期も無配)
業績結果に対するコメント: 売上高は増加したものの、利益面では大きく悪化しました。農家の直売所事業では売上が8.3%増加したものの、セグメント利益は6.5%減少。産直事業では売上が20.4%増加したものの、セグメント利益は63.1%減少しました。利益率の低下要因としては、コスト増加や価格競争の激化が考えられます。また、人材投資やシステム投資による先行費用の増加も影響している可能性があります。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,963 | △140 | | 現金及び預金 | 704 | △73 | | 受取手形及び売掛金 | 1,148 | △116 | | 棚卸資産 | 76 | +31 | | その他 | 42 | +16 | | 固定資産 | 454 | +0 | | 有形固定資産 | 61 | △4 | | 無形固定資産 | 64 | +3 | | 投資その他の資産 | 329 | +2 | | 資産合計 | 2,418 | △140 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,500 | △115 | | 支払手形及び買掛金 | 883 | △116 | | 短期借入金 | 234 | +224 | | その他 | 384 | +9 | | 固定負債 | 44 | △9 | | 長期借入金 | 28 | △9 | | その他 | 16 | ±0 | | 負債合計 | 1,544 | △124 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 873 | △16 | | 資本金 | 50 | ±0 | | 利益剰余金 | 128 | △16 | | その他の包括利益累計額 | 0 | ±0 | | 純資産合計 | 873 | △16 | | 負債純資産合計 | 2,418 | △140 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は36.1%と前期の34.8%から改善しました。流動比率は130.9%、当座比率は109.4%と安全性指標は改善傾向にあります。資産・負債ともに減少し、純資産も減少しました。現金及び預金が73百万円減少し、受取手形及び売掛金が116百万円減少した一方で、棚卸資産が31百万円増加しました。負債では買掛金が116百万円減少し、短期借入金が224百万円増加しました。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 4,645 | +12.4% | 100.0% |
| 売上原価 | 2,602 | +16.7% | 56.1% |
| 売上総利益 | 2,043 | +7.1% | 44.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 2,060 | +16.8% | 44.4% |
| 営業利益 | △17 | -112.7% | -0.4% |
| 営業外収益 | 4 | +22.2% | 0.1% |
| 営業外費用 | 2 | +21.1% | 0.0% |
| 経常利益 | △15 | -110.7% | -0.3% |
| 特別損失 | 0 | -100.0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | △15 | -110.7% | -0.3% |
| 法人税等 | 3 | +5.3% | 0.1% |
| 当期純利益 | △16 | -118.8% | -0.3% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は-0.4%と前期の3.3%から大きく悪化しました。ROEは-1.8%と前期の9.8%から大きく低下しました。販売費及び一般管理費が16.8%増加し、売上総利益の7.1%増加を上回りました。営業外収益が22.2%増加した一方で、営業外費用も21.1%増加しました。利益面での回復が急務となります。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: △53百万円(前年同期は+317百万円)
- 投資活動によるキャッシュフロー: △21百万円(前年同期は△23百万円)
- 財務活動によるキャッシュフロー: +6百万円(前年同期は△106百万円)
- フリーキャッシュフロー: △74百万円
6. 今後の展望
- 通期業績予想は据え置き: 売上高8,500-9,500百万円、営業利益300-350百万円、経常利益300-350百万円、当期純利益185-215百万円
- 中期経営計画2025-2027に基づき、AI需要予測システムの開発や人材・システム投資を推進
- 農家の直売所事業では供給力強化、産直事業では産直委託モデルの拡大を目指す
- リスク要因としては、天候不順や猛暑による影響、価格競争の激化などが挙げられる
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 農家の直売所事業(売上2,966百万円、セグメント利益390百万円)、産直事業(売上1,679百万円、セグメント利益14百万円)
- 配当方針: 無配(前年同期も無配)
- 株主還元施策: 自己株式取得(2025年1月に236,900株取得)
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)