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更新: 2026-04-14 13:00:00
決算 2026-04-14T13:00

2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

ファーストコーポレーション株式会社 (1430)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

【企業名】 企業名: ファーストコーポレーション株式会社

【決算評価】 決算評価: 悪い

【簡潔な要約】 ファーストコーポレーション株式会社は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高が前年同期比31.0%減の23,989百万円、営業利益が同14.5%減の1,612百万円、経常利益が同18.0%減の1,484百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.8%減の998百万円となりました。建設事業は増収増益でしたが、不動産事業の大幅な減収により全体業績が悪化しました。通期業績予想は売上高36,300百万円(前期比16.0%減)、営業利益2,900百万円(同12.4%増)、経常利益2,700百万円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,840百万円(同10.2%増)としています。


【詳細な財務分析レポート】

1. 総評

ファーストコーポレーション株式会社(東証1部:1430)は、2026年5月期第3四半期決算において、売上高が前年同期比31.0%減の23,989百万円、各利益段階が減少する厳しい業績となりました。建設事業は増収増益を達成しましたが、不動産事業の大幅な減収(78.5%減)が全体業績を押し下げました。通期業績予想は営業利益と経常利益で増益を見込んでいますが、売上高は前期比16.0%減と厳しい見通しです。

2. 業績結果

【第3四半期連結累計期間(2025年6月1日~2026年2月28日)】 - 売上高: 23,989百万円(前年同期比31.0%減) - 営業利益: 1,612百万円(同14.5%減) - 経常利益: 1,484百万円(同18.0%減) - 親会社株主に帰属する四半期純利益: 998百万円(同16.8%減) - EPS(1株当たり四半期純利益): 83.36円(同16.8%減)

【通期業績予想(2025年6月1日~2026年5月31日)】 - 売上高: 36,300百万円(前期比16.0%減) - 営業利益: 2,900百万円(同12.4%増) - 経常利益: 2,700百万円(同8.9%増) - 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,840百万円(同10.2%増) - EPS: 153.39円

【業績結果に対するコメント】 建設事業は売上高19,966百万円(同18.7%増)、セグメント利益2,254百万円(同104.1%増)と好調でした。受注高15,514百万円、受注残高30,928百万円と受注計画200億円に向けて順調に推移しています。一方、不動産事業は売上高3,809百万円(同78.5%減)、セグメント利益231百万円(同86.0%減)と大幅な減収減益となりました。不動産事業の不振が全体業績を押し下げた形です。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 38,813 | +60.6% | | 現金及び預金 | 3,754 | -42.2% | | 受取手形及び売掛金 | 10,529 | +49.9% | | 販売用不動産 | 7,299 | +110.2% | | 仕掛販売用不動産 | 14,034 | +85.6% | | その他 | 2,458 | +1,284.8% | | 固定資産 | 758 | +11.2% | | 有形固定資産 | 153 | -3.7% | | 無形固定資産 | 14 | -7.3% | | 投資その他の資産 | 590 | +16.7% | | 資産合計 | 39,571 | +59.2% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 22,642 | +94.8% | | 支払手形及び買掛金 | 2,513 | -38.7% | | 短期借入金 | 13,144 | +4,761.5% | | その他 | 6,986 | +418.3% | | 固定負債 | 6,668 | +78.3% | | 長期借入金 | 6,262 | +96.2% | | その他 | - | - | | 負債合計 | 29,310 | +93.6% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 10,257 | +5.1% | | 資本金 | 730 | ±0.0% | | 利益剰余金 | 9,794 | +5.6% | | その他の包括利益累計額 | 3 | ±0.0% | | 純資産合計 | 10,260 | +5.1% | | 負債純資産合計 | 39,571 | +59.2% |

【貸借対照表に対するコメント】 総資産は前期比59.2%増の39,571百万円となりました。これは販売用不動産(+6,468百万円)と仕掛販売用不動産(+6,469百万円)の大幅増加によるものです。負債は同93.6%増の29,310百万円と急増し、特に短期借入金(+12,874百万円)と長期借入金(+3,070百万円)が大幅に増加しました。自己資本比率は前期の39.2%から25.9%に低下し、財務レバレッジが高まっています。流動比率は前期の206.2%から171.4%に低下し、短期的な支払能力にやや不安が生じています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 23,990 -31.0% 100.0%
売上原価 21,184 -33.2% 88.4%
売上総利益 2,805 -8.2% 11.7%
販売費及び一般管理費 1,193 +1.8% 5.0%
営業利益 1,612 -14.5% 6.7%
営業外収益 22 +110.9% 0.1%
営業外費用 150 +77.6% 0.6%
経常利益 1,484 -18.0% 6.2%
特別損失 - - -
税引前当期純利益 1,484 -18.0% 6.2%
法人税等 485 -18.0% 2.0%
当期純利益 998 -16.8% 4.2%

【損益計算書に対するコメント】 売上総利益率は前期の8.8%から11.7%に改善しましたが、販売費及び一般管理費率は5.4%から5.0%に低下しました。営業利益率は6.9%から6.7%にやや低下し、経常利益率は6.2%を維持しました。純利益率は5.8%から4.2%に低下し、収益性がやや悪化しています。建設事業の収益性改善が目立ちますが、不動産事業の不振が全体の収益性を押し下げています。

5. キャッシュフロー

キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。減価償却費は前期比22.8%増の10,384百万円でした。

6. 今後の展望

通期業績予想は売上高36,300百万円(前期比16.0%減)、営業利益2,900百万円(同12.4%増)、経常利益2,700百万円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,840百万円(同10.2%増)としています。2031年5月期に売上高1,000億円を目指す中期経営計画「FirstVISION2031」を策定し、フェーズ1(2028年5月期)に売上高500億円、フェーズ2(2031年5月期)に売上高1,000億円を目指しています。成長投資と既存事業の拡大により資本収益性の向上を目指します。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 建設事業は増収増益、不動産事業は大幅な減収減益
  • 配当方針: 年間配当金46円/株(前期比+4円)
  • 株主還元施策: 配当性向30%程度を目指す
  • 安全性指標: 自己資本比率25.9%(前期39.2%)、流動比率171.4%(前期206.2%)

【総括】 ファーストコーポレーションは、建設事業の好調により増収増益を達成しましたが、不動産事業の不振により全体業績は悪化しました。財務面では借入金の大幅増加により自己資本比率が低下し、財務レバレッジが高まっています。通期業績予想は営業利益と経常利益で増益を見込んでいますが、売上高は前期比16.0%減と厳しい見通しです。中期経営計画の達成に向けて成長投資と既存事業の拡大が鍵となります。

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